Layers 設定 (次の図を参照) では、Package ウィンドウに表示されるエレメントを指定します。
図 1.
Package ウィンドウ — Layers 設定
使用可能なレイヤーはツリー形式で階層表示されます。
- 展開 および非展開 をクリックして、ツリー ビューの階層を展開または非展開にし、別のレイヤーを表示します。
- チェック ボックスのオン/オフを切り替えて、Package ウィンドウに表示されるレイヤーを選択します。チェック ボックスがオンのレイヤーが表示されます。表示/非表示は次のように設定できます。
- オブジェクトのカテゴリのチェック ボックスをオン/オフにすることにより、オブジェクトのグループを表示/非表示
- 単独のアイテムをオン/オフにすることにより、そのオブジェクトのみを表示/非表示
ヒント:
Shift キーを使用すると複数のレイヤーを選択できます。Space キーを使用すると、選択したレイヤーのオン/オフを切り替えることができます。
Package ウィンドウでの特定のピンの表示は、Package ウィンドウの設定のピンを表すレイヤーの組み合わせによって異なります。たとえば、Package ウィンドウの設定で I/O Banks をオフにした場合、グランド ピンは表示されますが、ユーザー I/O および多目的ピンは Pins の下の I/O and Multi-Function Pins を選択した場合でも表示されません。
重要: ピンが Package ウィンドウに表示されていない場合、そのピンにポートを割り当てることはできません。Package ウィンドウの設定でピンとそれを含む I/O ブロックの両方が表示されるように設定されているかどうかを確認してください。
Package ウィンドウの設定には、次のカテゴリのレイヤーがあります。
- I/O Ports
- 現在デザインに配置されているポート (固定または未固定)。配置されていないポートは、Package ウィンドウには表示されません。
- Pins
- 使用可能なパッケージ ピンが、多目的ピン、電源ピン、未接続ピンなどに分類されています。ピンは、次のように表示されます。
- 電源ピンは I/O バンクとは別に表示されます。
- 多目的ピンは含まれる I/O バンクの一部として、使用可能な機能を示すシンボルで表示されます。次に例を示します。
- 基本的な I/O ピンは、デフォルトでグレーの丸で表示されます。
- クロック兼用ピンは、デフォルトでは青い六角形で表示されます。
- VREF、VRP、および VRN ピンには、デフォルトでは電源マークが表示されます。
- 残りのピンはアスタリスク (*) 付きで表示され、デフォルトでは表示されません。
- I/O Bank Types
- さまざまなタイプの I/O バンク。リストされるタイプは、ターゲット デバイスによって異なります。たとえば次の図は、High
Performance レイヤーを選択した場合に表示される HP (High Performance) バンクを示しています。図 2. HP (High Performance) I/O バンク
- I/O Banks
- デバイス上の各バンクのピン サイトおよび GT ピンのピン サイト。各 I/O バンクと GT バンクは、バンクを区別しやすくするため、色分け表示されます。ヒント: I/O バンク レイヤーをオフにすると、ピンが割り当てられないようにバンクを簡単に保護できます。この方法を利用すると、後で使用するためにバンクを予約したり、バンクがフルであることを示すことができます。
- Other
- サイトの背景に X 軸と Y 軸の線が表示されます。