Sources ウィンドウ (次の図を参照) を使用すると、プロジェクト ソース ファイルの追加、削除、並べ替えなど、デザイン要件に合わせてプロジェクト ソース ファイルを管理できます。Sources ウィンドウには、次のソースが表示されます。
- デザイン ソース
- 制約ファイル
- シミュレーション ソース
- IP コア
通常 Vivado IDE でプロジェクトを開くと Sources ウィンドウが開きます。Sources ウィンドウを開くには、 をクリックします。Sources ウィンドウには、次のフォルダーが含まれます。
- Design Sources
- Verilog、VHDL、NGC/NGO、EDIF、IP コア、DSP (デジタル信号処理) モジュール、XDC および SDC 制約ファイルなどのソース ファイル タイプが表示されます。
- Syntax Error Files
- デザイン階層に影響する構文エラーを含むファイルが表示されます。
- Non-Module Files
- 解析中に問題のあったファイルが表示されます。
- Disabled Sources
- ディスエーブルにになっているファイルを表示します。
- Text
- プロジェクトに含まれるテキスト ファイルが表示されます。注記: Vivado Design Suite では、NGC フォーマットのファイルは AMD UltraScale™ デバイス用にサポートされていません。AMDでは、Vivado Design Suite で IP を再生成し、ネイティブ出力ファイルを使用することをお勧めします。 『ISE から Vivado Design Suite への移行ガイド』 (UG911) の「ソース ファイルの移行」セクションに示すように、NGC2EDIF コマンドで NGC ファイルを EDIF フォーマットに変換してインポートすることもできますが、ただし、AMDでは、今後は XST で生成された NGC フォーマットではなく Vivado のネイティブ IP を使用することを勧めします。
- Constraints
- 制約セットに割り当てられた制約ファイルが表示されます。デザイン制約の詳細は、 『Vivado Design Suite ユーザー ガイド: システム レベル デザイン入力』 (UG895) および 『Vivado Design Suite ユーザー ガイド: 制約の使用』 (UG903) を参照してください。
- Simulation Sources
- シミュレーションに使用されるソース ファイルが表示されます。シミュレーション ファイルの定義および使用については、 『Vivado Design Suite ユーザー ガイド: ロジック シミュレーション』 (UG900) を参照してください。
重要: 階層の構築中に発生したクリティカル警告などのメッセージは、Sources ウィンドウの階層ツリーの一番上に表示されます。
図 1.
Sources ウィンドウ