ポップアップ メニューには、次のコマンドが含まれます。
- Source File Properties
-
Source File
Properties ウィンドウを開きます。詳細は、「[Source File Properties] ウィンドウ」を参照してください。注記: Hierarchy ビューでこのコマンドを実行すると、Source Node Properties ダイアログ ボックスが表示されます。
- Open File
- ソース ファイルを次のように開きます。
- Open With
-
RTL ソースまたは制約ファイルを開くためのその他のテキスト エディターをリストします。その他のテキスト エディターの実行ファイルへのパスは、PATH 環境変数に含める必要があります。ユーザー環境にパスを追加する方法については、Windows または Linux の資料を参照してください。必要なテキスト エディターがリストされていない場合は、[Custom Editor] を選択します。[Custom Editor Definition] ダイアログ ボックスにそのテキスト エディターを実行する実行ファイルのディレクトリとコマンド ライン構文を入力します。
- Replace File
- 指定したソース ファイルを別のファイルと置き換えます。
- Copy File Into Project
- 選択したソース ファイルおよびディレクトリをプロジェクト ディレクトリにコピーします。このコマンドは、選択したソース ファイルがプロジェクトのローカルにない場合にのみ使用できます。
- Copy All Files Into Project
- リモートから参照されているソース ファイルをすべてプロジェクト ディレクトリにコピーします。このコマンドは、選択したソース ファイルがプロジェクトのローカルにない場合にのみ使用できます。
- Remove File From Project
- プロジェクトから選択したソース ファイルを削除します。オプションでローカルのプロジェクト ディスク ディレクトリからもファイルを削除できます。
- Enable File
- ソース ファイルのステータスをアクティブに設定します。ソース ファイルをイネーブルまたはディスエーブルにして異なるデザイン コンフィギュレーションを定義できます。注記: Enabled プロパティは、Source File Properties ウィンドウからも設定できます。詳細は、「[Source File Properties] ウィンドウ」を参照してください。
- Disable File
- ソース ファイルのステータスを非アクティブに設定します。ソース ファイルをイネーブルまたはディスエーブルにして異なるデザイン コンフィギュレーションを定義できます。ディスエーブルのソース ファイルは Sources ウィンドウでグレーで表示されます。注記: ファイルをディスエーブルにすると、そのファイルはコンパイル リストおよび階層から削除されますが、プロジェクトからは削除されません。
- Move to Simulation Sources
- 現在選択されているデザイン ソース ファイルをシミュレーション セットに移動します。複数のシミュレーション セットが存在する場合は、シミュレーション セットを選択するダイアログ ボックスが表示されます。
- Move to Design Sources
- 現在選択されているシミュレーション ソース ファイルをデザイン ソースに移動します。
- Move to Top
- Compile Order ビューで選択したソース ファイルをリストの 1 番上に移動します。ソース ファイルのコンパイルおよび合成は、Compile Order ビューのリストの上から順に処理されるので、ファイル順はエラボレーション、合成、シミュレーションの結果に影響します。Compile Order ビューのファイル順は、Hierarchy Update コマンドの選択によって、自動的にアップデートされるか、手動で定義できます。
重要:
Move to Top、Move Up、Move Down、および Move to Bottom コマンドは、Compile
Order ビューからのみ使用できます。または、Compile Order ビューでファイルをドラッグ アンド ドロップしてコンパイル順を変更することもできます。
- Move Up
- 選択したソース ファイルをリストの 1 つ上に移動します。
- Move Down
- 選択したソース ファイルをリストの 1 つ下に移動します。
- Move to Bottom
- 選択したソース ファイルをリストの 1 番下に移動します。
- Hierarchy Update
- 最上位モジュールの再定義、ファイルの追加または削除、ファイル順の変更などのソース ファイルの変更を、Vivado IDE でどのように処理するか指定します。次のいずれかを選択します。
- Automatic Update and Compile Order
- ソース ファイルを変更すると、Hierarchy ビューの階層表示とコンパイル順が自動的にアップデートされます。Vivado IDE では、最上位モジュールとして最適なモジュールが自動的に認識されて設定されます。最上位モジュール ファイルおよびアクティブな階層の下のすべてのソース ファイルが正しい順序で合成およびシミュレーションに使用されるように、コンパイル順序も自動的に管理されます。最上位モジュールで定義されている階層の外部にあるファイルは使用されません。注記: デフォルトではこの設定がオンになっています。
- Automatic Update, Manual Compile Order
- ソース ファイルを変更すると、Hierarchy ビューの階層表示は自動的にアップデートされますが、コンパイル順は手動で指定します。プロジェクトのすべてのファイルが合成およびシミュレーションで使用されます。コンパイル順は、Compile
Order ビューで Move to Top、Move
Up、Move Down、Move to
Bottom を使用して手動で定義できます。注記: ISE Design Suite プロジェクトをインポートした場合、コンパイル順を保持するため、デフォルトでこの設定が選択されます。コンパイル順を保持する必要がない場合は、この設定を Automatic Update and Compile Order に変更できます。
- No Update, Manual Compile Order
- Hierarchy ビューの表示は自動的にはアップデートされません。コンパイル順は手動で指定します。このモードでデザイン階層をアップデートするには、Refresh Hierarchy コマンドを使用します。
- Refresh Hierarchy
- 最後のソース ファイルの変更と最上位モジュールの定義が反映されるようにデザイン階層をアップデートします。このコマンドは、階層を手動で更新する場合に必要に応じて使用してください。
- IP Hierarchy
-
Hierarchy ビューに表示される IP の展開を指定します。デフォルトでは、すべての IP 階層が非展開になっています。
- Show All IP Hierarchy
-
Hierarchy ビューですべての IP の階層が展開されて表示されます。注記: オンにすると、デザインに含まれる IP の数によって、Hierarchy ビューの自動アップデートに時間がかかることがあります。
- Hide All IP Hierarchy
- Hierarchy ビューですべての IP の階層を非展開にします。
- Show IP Hierarchy
- 選択した IP の階層を表示します。
- Hide IP Hierarchy
- 選択した IP の階層を非表示にします。
- Set as Top
- 合成およびシミュレーション プロセスにおける、デザイン階層のエラボレーションの開始点となる最上位モジュールを指定します。重要: 指定された最上位モジュールがデザイン ソース ファイルにない場合は、最上位に最適なモジュールが自動的に設定され、階層アップデート モードは自動に設定されます。Sources ウィンドウでは、最上位モジュールは最上位モジュール アイコン で示されます。
- Set Global Include
- 指定したファイルをグローバル インクルード ファイルとして設定します。このコマンドは、Verilog ソース ファイルに対してのみ使用できます。注記: Global Include プロパティは、Source File Properties ウィンドウからも設定できます。詳細は、「[Source File Properties] ウィンドウ」を参照してください。
- Clear Global Include
- 選択した Verilog ソース ファイルの Global Include プロパティをオフにします。
- Make Active
- 選択した制約セットを、合成またはインプリメンテーションに使用するようアクティブにします。
- Set as Target Constraint File
- Vivado IDE が新しく作成された制約を書き込む制約ファイルを指定します。デザイン制約の詳細は、 『Vivado Design Suite ユーザー ガイド: システム レベル デザイン入力』 (UG895) および 『Vivado Design Suite ユーザー ガイド: 制約の使用』 (UG903) を参照してください。
- Set as Out-of-Context for Synthesis
- 新しいファイル セットと合成 run を作成し、選択した階層レベルが残りのデザインから独立させて合成されるようにします。詳細は、
『Vivado Design Suite ユーザー ガイド: 合成』 (UG901) の「ボトムアップ アウト オブ コンテキスト フローの設定」セクションを参照してください。注記: このオプションは、Sources ウィンドウに表示される RTL 階層のレベルでのみ使用できます。
- Set Library
- 選択した RTL ソース ファイルのライブラリを設定します。現在プロジェクトで定義されているライブラリのリストから選択するか、テキスト フィールドに新しいライブラリを入力します。新しいライブラリを入力すると、それが現在定義されているライブラリのリストに追加されます。注記: Library プロパティは、Source File Properties ウィンドウからも設定できます。詳細は、「[Source File Properties] ウィンドウ」を参照してください。
- Set File Type
- 選択しているファイルのタイプを設定します。Vivado IDE では、ファイル タイプが自動的に認識され、適切なファイル拡張子に基づいてプロジェクトに追加されますが、ファイル タイプが認識されない場合は Set File Type コマンドでそのファイル タイプを定義できます。注記: Type プロパティは、Source File Properties ウィンドウからも設定できます。詳細は、「[Source File Properties] ウィンドウ」を参照してください。
- Set Used In
- ファイルがどのツールで使用されるかを指定します。合成、シミュレーション、インプリメンテーションで使用する (または使用しない) ソース ファイルを指定できます。ソース ファイルを特定のツールに対してオフにすると、そのツールでは使用されません。
たとえば、ソース ファイルを合成で使用されないように指定してから、エラボレート済みデザインを開くと、そのソース ファイルはブラック ボックスとして表示されます。EDIF または NGC ソース ファイルをインプリメンテーションに対してオフにすると、それらのファイルはインプリメンテーションでは使用されなくなります。
注記: Used In プロパティは、Source File Properties ウィンドウからも設定できます。詳細は、「[Source File Properties] ウィンドウ」を参照してください。 - Edit Constraint Sets
- 制約セットを作成および変更します。
- Edit Simulation Sets
- シミュレーション セットを作成および変更します。
- Add Sources
- 制約ファイル、シミュレーション ソース ファイル、およびデザイン ソースを追加または作成します。デザイン ソースには、HDL、ネットリスト ファイル、既存 IP およびブロック デザインが含まれます。
- Go to Source
- モジュールまたはインスタンスが定義されているソース ファイルを開きます。