Tcl コマンドを使用したプロジェクトの作成 - 2023.2 日本語

Vivado Design Suite ユーザー ガイド: Vivado IDE の使用 (UG893)

Document ID
UG893
Release Date
2023-10-25
Version
2023.2 日本語

プロジェクトは、Tcl コマンドを使用しても作成できます。Vivado IDE の Tcl コンソールにコマンドを入力するか、Tcl ファイルから読み込みます。

create_project project_Name ./exampleDesigns/project_8 -part xc7vx485tffg1157-1

デフォルトのプロジェクト タイプは RTL です。ネットリスト プロジェクトを作成する場合は、次のように指定します。

set_property design_mode GateLvl [current_fileset]

これでプロジェクトにファイルを追加できるようになりました。

add_files -norecurse -scan_for_includes ./designs/oneFlop.v

これらのファイルはローカルのプロジェクトに保存できます。

import_files -norecurse ./designs/oneFlop.v
注記: このコマンドは、Add Sources ウィザードの Copy Sources into Project オプションと同じです。
ヒント: PATH_MODE プロパティは add_files Tcl コマンドと一緒に使用し、絶対パスを使用するのか相対パスを使用するのかを指定します。デフォルトでは、相対パスが使用されます。詳細は、 『Vivado Design Suite プロパティ リファレンス ガイド』 (UG912) を参照してください。

Tcl を使用したプロジェクトの作成方法については、次の資料を参照してください。

  • 『Vivado Design Suite ユーザー ガイド: デザイン フローの概要』 (UG892)
  • 『Vivado Design Suite ユーザー ガイド: Tcl スクリプト機能の使用』 (UG894)