オブジェクトにマークを付けると、Device ウィンドウで小さなオブジェクトを表示する場合に便利です。オブジェクトをハイライトをすると、選択を変更した後にオブジェクトを確認できます。マークまたはハイライトするオブジェクトがすべて選択されているかは、Selection ウィンドウで確認できます。
オブジェクトをマークおよびハイライトするには、次を実行します。
- 選択したオブジェクトをマークするには、オブジェクトを選択し、注記: または、右クリック メニューから Mark コマンドをクリックするか、Ctrl+M キーボード ショートカットを使用するか、
mark_objects
Tcl コマンドを使用すると、デフォルトの色でオブジェクトをマークできます。詳細は、 『Vivado Design Suite Tcl コマンド リファレンス ガイド』 (UG835) を参照してください。
をクリックします。 - 選択したオブジェクトをハイライトするには、オブジェクトを選択し、注記: または、右クリック メニューから Highlight コマンドをクリックするか、Ctrl+H キーボード ショートカットを使用するか、
highlight_objects
Tcl コマンドを使用すると、デフォルトの色でオブジェクトをハイライトできます。詳細は、 『Vivado Design Suite Tcl コマンド リファレンス ガイド』 (UG835) を参照してください。
をクリックしてハイライト色を指定します。オブジェクトが開いているウィンドウでハイライトされます。
ヒント: 色を変更するには、 をクリックします。Settings ダイアログ ボックスで Colors カテゴリをクリックして、Highlight および Mark サブカテゴリで色を選択します。詳細は、「色の指定」を参照してください。
ヒント: Tcl コンソールでコマンドマークおよびハイライトするには、Settings ダイアログ ボックスで Record Tcl commands
for highlight and mark actions をオンにします。詳細は、「プロジェクトのデフォルト設定の指定」を参照してください。
重要: ハイライトはデザイン特有なので、Vivado IDE ではデザインを読み込み直したり変更したりすると、それらが削除されます。
Mark コマンドは、Netlist、Hierarchy、Timing Report など、ほかのウィンドウでも使用できます。次の図は、Timing Report ウィンドウでマークされたタイミング パスを示しています。タイミング パスのスタート ポイントは緑色、エンド ポイントは赤色、スルー ポイントは黄色でマークされています。
図 1.
Device ウィンドウでマークされたタイミング パス シンボル