Vivado IDE の Device ウィンドウには、選択したデバイスに含まれるさまざまなリソースが表示されます。BUFG、BUFGCTRL、BUFR、BUFHCE コンポーネントなどのすべてのクロック リソースを含め、すべてのデバイス特有のリソースに対してグラフィカル サイトが表示されます。デバイス内部は、タイルと呼ばれる小さな長方形に分割されています。タイルは、アーキテクチャのロジック プリミティブのさまざまなタイプの配置サイトです。
デバイス リソースの表示レベルは、Device ウィンドウのズーム レベルによって変わります。スライス リソースなどの一部のリソースは、デバイス ロジックをかなり拡大しないと表示されません。クロック領域や I/O バンクなどのリソースは、デバイス全体を表示していても見えます。また、「Device ウィンドウの設定」に示すように、Device ウィンドウ内で特定のオブジェクトやリソースの表示/非表示を切り替えることもできます。
Vivado IDE の [Device] ウィンドウには、リソースが次のように表示されます。
- I/O パッドおよびクロック オブジェクト
- 周囲が長方形で囲まれるか、デバイスの中央下に長方形で表示されます。
- I/O バンク
- I/O パッドの行のすぐ外側に細い長方形として影付きで表示されます。
- 使用可能な I/O バンク サイト
- I/O バンクの長方形が色で塗りつぶされます。
- ボンディングされていない I/O バンク
- 白い X マークの付いた長方形で表示されます。
- I/O クロック パッド
- 色で塗りつぶされた長方形で表示されます。
ヒント:
Device ウィンドウでロジック サイトの上にカーソルを置くと、各サイトを識別するツール ヒントが表示されます。