Vivado IDE では、デザイン プロセスのさまざまなタスクを効率的に実行できるようにウィンドウ レイアウトが定義されています。レイアウト セレクター (次の図を参照) を使用すると、これらのウィンドウ レイアウトを簡単に変更できます。レイアウトは、メニュー バーの Layout メニューを使用して変更することもできます。
図 1. レイアウトの選択
定義済みのレイアウトは、次のとおりです。
- Default Layout
- デザインを最小限のウィンドウで解析します。
- I/O Planning
- I/O 配置制約を定義し、ポートを配置します。注記: I/O プランニング プロジェクトでは、I/O Planning レイアウトがデフォルトのレイアウトとして使用されます。
- Floorplanning
- Pblock の定義、パーティションの管理、階層フロアプランを実行します。
- Debug
- デバッグ ネットを定義し、デバッグ コアをコンフィギュレーションします。
- Timing Analysis
- タイミング レポートを実行してタイミングを解析します。
- ECO
- ECO Navigator を開き、合成後のネットリストにエンジニアリング チェンジ オーダー (ECO) の変更を加えます。
ヒント: 独自の要件に合ったカスタム レイアウトも作成できます。詳細は、「カスタム レイアウトの設定」を参照してください。