Vivado IDE では、レポート出力ファイルはデフォルトで次のように保存されます。
- Tcl コマンドからの出力は、Vivado IDE が起動されるディレクトリに保存されます。
- GUI からの出力は、プロジェクト ディレクトリに保存されます。
- 合成またはインプリメンテーションを実行すると、出力ファイルはプロジェクトの run ディレクトリに保存されます。
- ジャーナル ファイルおよびログ ファイルは、OS によってデフォルトで保存される場所が異なります。
- Windows
-
- スタート メニュー
-
%APPDATA%\Xilinx\Vivado
- コマンド プロンプト
- Vivado IDE を開いたディレクトリ。
- Linux
- Vivado IDE を開いたディレクトリ。
注記: Vivado IDE が起動すると、バックアップ バージョンのジャーナル ファイル (vivado_<id>.backup.jou) とログ ファイル (vivado_<id>.backup.log) が書き出され、前の run の詳細が保存されます。<id> は ID 番号で、複数のジャーナル ファイルおよびログ ファイルのバックアップ バージョンを作成および保存できるようになっています。ジャーナルおよびログ ファイルの詳細は、 『Vivado Design Suite Tcl コマンド リファレンス ガイド』 (UG835) を参照してください。
推奨:
Vivado IDE はどのディレクトリからでも開くことができますが、ログ ファイルおよびジャーナル ファイルは起動ディレクトリに保存されるので、AMD では、Vivado IDE をプロジェクト ディレクトリから実行することをお勧めしています。コマンド プロンプトから実行する場合、プロジェクト ディレクトリから Vivado IDE を起動するか、vivado
-log および -journal オプションを使用してディレクトリを指定します。Windows ショートカットを使用する場合は、ショートカットを右クリックして [プロパティ] をクリックし、[作業フォルダー] を変更する必要があります。または、project ファイル (.xpr) をダブルクリックして Vivado IDE を起動すると、そのプロジェクト ディレクトリにログ ファイルおよびジャーナル ファイルが書き込まれるようにできます。
次の表に、Vivado IDE の出力ファイルのファイル タイプと説明を示します。
出力ファイル | ファイル タイプ | 説明 |
---|---|---|
I/O ピン割り当て | CSV |
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I/O ピン割り当て |
|
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ログ ファイル |
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ジャーナル ファイル |
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エラー ログ ファイル |
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DRC 結果 | ユーザー定義 | デザイン ルール チェック (DRC) を実行するたびに、結果がファイルに書き込まれます。 |
表データ | Excel ファイル |
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SSN 解析レポート | HTML、CSV | 同時スイッチ ノイズ (SSN) 解析の結果は、[Report Noise] ダイアログ ボックスでファイル名およびファイルを保存する場所を指定して、CVS または HTML 形式のレポート ファイルにエクスポートできます。 |
ストラテジ ファイル | PSG |
|