Tcl スクリプトは、通常の XDC ファイルと同様に、プロジェクトの制約セットに追加できます。ただし、XDC ファイルはツールで管理されますが、Tcl スクリプトはツールで管理されません。Tcl スクリプトで定義された制約がツールで変更されても、Tcl スクリプトに自動的には保存されません。変更を保存するには、メモリの制約をすべてファイルにエクスポートし、このファイルを使用してスクリプトを手動でアップデートする必要があります。デザインをメモリで開くと (open_run
)、XDC ファイルの後に Tcl スクリプトが読み込まれます。これは、非プロジェクト フローで read_xdc
を使用して XDC ファイルを読み込んだ後に Tcl スクリプトを実行するのと同等です。制約セットでの XDC ファイルおよび Tcl スクリプトの使用については、
『Vivado Design Suite ユーザー ガイド: 制約の使用』 (UG903) を参照してください。