デザイン内の XPM 言語テンプレートはどれでも使用できます。特定の XPM に使用可能なパラメーターについては、[Language Templates] ウィンドウのインスタンシエーション テンプレートで説明されます。
インスタンシエーション テンプレートの内容をコピーしてソース ファイルに貼り付けるか、テキスト エディターのポップアップ メニューから Insert Template をクリックします。インスタンシエーション テンプレートのコメントはデザイン ソース ファイルにコピーする必要はありません。
インスタンス名およびワイヤ ポートはデザイン内の XPM インスタンスに合うように変更でき、パラメーター/ジェネリックは言語テンプレートにコメントとして提供されているドキュメントに従って変更できます。
次の図は、XPM_CDC インスタンスの例を示しています。
XPM の中には、 ./data/ip/xpm/<xpm>/tcl フォルダー内に Tcl ファイルで定義される制約が含まれているものもあります。これらの制約は合成中に適用され、処理されるその他の制約と一緒に合成ログ ファイルに表示されます。制約は、XPM に接続されるネットにあるクロック オブジェクトによって異なります。これは、XPM の中に、クロックの PERIOD プロパティをクエリして、制約を設定するものがあるためです。クロック オブジェクトがない場合は、クリティカル警告が表示されます。
さまざまな XPM およびそのパラメーター指定オプションについては、 『UltraScale アーキテクチャ ライブラリ ガイド』 (UG974) または 『Vivado Design Suite 7 シリーズ FPGA および Zynq 7000 SoC ライブラリ ガイド』 (UG953) を参照してください。