Vivado IDE では、RTL プロジェクトのビヘイビアー シミュレーション用に、シミュレーション ソースを追加できます。シミュレーション ソース ファイルには、シミュレーションのスティミュラスとして使用する HDL ベースのテストベンチ ファイルが含まれます。シミュレーション ソースは、Vivado シミュレータでのビヘイビアー シミュレーションに使用されます。
Vivado IDE では、シミュレーション ソース ファイルは [Sources] ウィンドウにフォルダーとして表示されるシミュレーション セットに保存されます。リモートのファイルを参照するか、ローカル プロジェクト ディレクトリに保存されているファイルを使用できます。シミュレーション セットを使用すると、シミュレーション設定ごとに異なるソースを定義できます。たとえば、1 つのシミュレーション ソースに 1 つのテストベンチを使用してビヘイビアー シミュレーション用のスティミュラスを含め、別のシミュレーション ソースには別のテストベンチを使用できます。シミュレーション ソースをプロジェクトに追加する際、ファイルを追加するシミュレーション ソース セットを指定できます。
注記: 詳細は、
『Vivado Design Suite ユーザー ガイド: ロジック シミュレーション』 (UG900) の「シミュレーション ソース ファイルの追加と作成」を参照してください。