FILE_NAME
および LINE_NUMBER
プロパティを使用すると、セルが RTL ソースのどこにあるかに関する情報を取得できます。この後、テキスト エディターで RTL ソースを開いて、該当する行番号の行を確認します。次は、関連する Tcl コマンドです。
- Tcl コマンド:
get_cells
注記: デフォルトでは、Tcl コマンドのget_cells
を使用すると、Tcl コンソールおよびログ ファイルに最初の 500 個の結果が表示されますが、それを超えると結果は割愛されます。デフォルト設定を変更する方法も含めた詳細は、 『Vivado Design Suite Tcl コマンド リファレンス ガイド』 (UG835) を参照してください。 - Tcl コマンド例: 次の例では、Tcl コマンドの
get_cells
を使用して、セルの特定インスタンスを取得し、そのセル オブジェクトのプロパティを検索して、該当するファイルと行をレポートしています。set cellName dac_spi_i0 set fileName [get_property FILE_NAME [get_cells $cellName]] set lineNum [get_property LINE_NUMBER [get_cells $cellName]] puts "Cell: $cellName is instanced in file: $fileName \ at line number $lineNum"