前に CORE Generator™ ツールで作成した IP (<ip_name>.xco ファイル)、または Vivado IP (<ip_name>.xci または <ip_name>.xcix ファイル) は、Add Sources オプションで追加できます。IP および生成された出力ファイルは、現在の場所から参照するか、プロジェクトにコピーできます。
既存の IP としては、別のデザインで使用するためにカスタマイズされた IP、または多数のデザインで使用するために Manage IP プロジェクトでカスタマイズされた IP を追加できます。Manage IP プロジェクトでは、IP をカスタマイズして XCI ファイルを作成でき、必要に応じて出力ファイルも生成できます。Manage IP フローを使用した IP の作成の詳細は、Manage IP プロジェクトの使用を参照してください。
追加された IP および出力ファイルは、[Sources] ウィンドウの [IP Sources] ビューだけでなく、[Hierarchy]、[Libraries]、[Compile Order] ビューにも表示されます。
[IP Sources] ビューで IP を選択すると、そのプロパティが [Source File Properties] ウィンドウに表示されます。
NGC2EDIF
コマンドを使用して NGC ファイルを EDIF に変換できます。Vivado へのファイル移行の詳細は、
『ISE から Vivado Design Suite への移行ガイド』 (UG911) を参照してください。既存 IP をプロジェクトに追加またはインポートする場合、IP の既存の出力ファイルが参照されるかプロジェクトにコピーされますが、デザイン run はコピーされません。
IP のデザイン run を作成するには、IP の出力ファイルを生成し直すか、create_ip_run コマンドを [Tcl Console] ウィンドウに入力するかの 2 つのオプションがあります。
create_ip_run -force [get_ips <ip_name>]
run がまだ開始されていないことがレポートされます。追加した IP は、IP のインスタンシエーションで説明するように最上位デザインにインスタンシエートする必要があります。
Tcl コマンドを使用した既存 IP の追加
既存の IP およびその出力ファイルをプロジェクトに追加する Tcl コマンドは、次のとおりです。
-
import_files <ip_filename>
のように import_files を使用すると、既存の IP を追加できます。 -
read_ip <ip_filename>
のように read_ip を使用すると、IP にリモート アクセスできます。