次のヘルパー関数を実行し、新しいカスタム コンパイル ターゲットを作成します。
xilinx.environment.addCompilationTarget(target_name, directory_name)
たとえば、次のコマンドを例にとってみます。
xilinx.environment.addCompilationTarget('Impl', 'U:\demo')
図 1. ヘルパー関数
先ほど示したように、MATLAB のコマンド ウィンドウにこのコマンドを入力すると、次のようになります。
-
U:\demo に
Impl/@Impl
という名前のフォルダーが作成されます。 - このフォルダーに、
Impl
というテンプレート クラス ファイル (Impl.m) が作成されます。これは、ベース クラスxilinx_compilation
から派生したものです。この時点で、ファイルに何も変更がなければ、新しく作成されたImpl
コンパイル ターゲットは、HDL Netlist コンパイル ターゲットと動作が同じになります。次の図に、Impl.m ファイルの内容を示します。
- この新しいクラス
Impl
が MATLAB で検出されるよう、ヘルパー関数で MATLAB パスに U:\demo\Impl が追加されます。
注記:
target_name
にはスペースを含めることはできません。クラスが作成された後、クラスの target_name
プロパティにスペースを追加することはできます。