ポイント ツー ポイント イーサネット ハードウェア協調シミュレーションにジャンボ フレームを使用 - 2020.2 日本語

Vivado Design Suite ユーザー ガイド: System Generator を使用したモデル ベースの DSP デザイン (UG897)

Document ID
UG897
Release Date
2020-11-18
Version
2020.2 日本語

ジャンボ フレームは 1500 バイトを超える大きさのイーサネット フレームです。イーサネット アダプターでデータ転送にジャンボ フレームを使用できるように指定すると、ポイント ツー ポイント イーサネット ハードウェア協調シミュレーションに必要なデータ転送を高速化できます。

ジャンボ フレームは、ポイント ツー ポイント イーサネット ハードウェア協調シミュレーション用にローカル エリア ネットワークを設定するときにイネーブルできます (PC でのローカル エリア ネットワークの設定を参照)。

ローカル エリア ネットワークを既に設定している場合は、次のように、後からジャンボ フレームを使用できるように設定できます。

  1. Windows の [コントロール パネル] で、Network and Internet > Network and Sharing Center > Change Adapter Settings をクリックします。

    [ネットワーク接続] フォルダーが開きます。

    図 1. [ネットワーク接続] フォルダー
  2. イーサネット ハードウェア協調シミュレーションに使用する Local Area Connection (ローカル エリア接続) を右クリックし、Properties (プロパティ) をクリックします。
    図 2. [プロパティ] をクリック
  3. [プロパティ] ダイアログ ボックスで Configure (構成) をクリックします。
    図 3. [構成] ボタン

  4. アダプターの [プロパティ] ダイアログ ボックスの [詳細設定] タブで、Jumbo Packet (ジャンボ パケット) を選択し、Value (値) を目的のフレーム サイズに設定して、ジャンボ パケットを使用できるようにします。
    図 4. ジャンボ パケットの設定

  5. OK をクリックして、アダプターの [プロパティ] ダイアログ ボックスを閉じます。
  6. OK をクリックして、ネットワーク接続のダイアログ ボックスを閉じます。