ポイント ツー ポイント イーサネット ハードウェア協調シミュレーション用の KC705 ボードの設定 - 2020.2 日本語

Vivado Design Suite ユーザー ガイド: System Generator を使用したモデル ベースの DSP デザイン (UG897)

Document ID
UG897
Release Date
2020-11-18
Version
2020.2 日本語

次に、KC705 ボードのポイント ツー ポイント イーサネット ハードウェア協調シミュレーションを実行するのに必要なハードウェアをインストールする方法を説明します。

KC705 ボードの詳細は、 Kintex®-7 FPGA 用 KC705 評価ボード ユーザー ガイド』 (UG810) を参照してください。

注記: ポイント ツー ポイント イーサネット ハードウェア協調シミュレーションには、オート ネゴシエーションの使用を含む全二重イーサネットが必要です。ネットワーク インターフェイス カード (NIC) または USB-to-Ethernet アダプターを使用してポイント ツー ポイント イーサネット ハードウェア協調シミュレーションを実行する場合、この接続は次の条件下でのみ機能します。
  • NIC または USB-to-Ethernet アダプターがボードに直接接続されている。
  • NIC または USB-to-Ethernet アダプターで IEEE 802.3ab ギガビット イーサネット規格がサポートされている。
  • NIC または USB-to-Ethernet アダプターでオート ネゴシエーションを使用した全二重イーサネット動作がサポートされている。オート ネゴシエーションなしで速度を直接設定すると、ポイント ツー ポイント イーサネット接続は機能しません。

必要なハードウェア

  • ザイリンクス KC705 ボード
  • ボードの電源
  • ホスト PC 用のイーサネット ネットワーク インターフェイス カード (NIC)
  • イーサネット RJ45 オス/メス ケーブル (ネットワークまたはクロスオーバー ケーブルなど)
  • ビットストリーム ダウンロード用の Digilent USB ケーブルまたはプラットフォーム USB ケーブル

KC705 ボードの設定

図 1. KC705 ボードのイーサネット接続

ポイント ツー ポイント イーサネット ハードウェア協調シミュレーション用に KC705 ボードを設定するには、次を実行します。

  1. KC705 ボードを図のように配置します。
  2. ボードの右上の電源スイッチがオフになっていることを確認します。
  3. 電源ケーブルを右側に接続します。電源ケーブルを AC 電源に差し込みます。
  4. Digilent USB ケーブルを左上に接続し、もう一端をホスト PC に接続します。
  5. イーサネット ケーブルを KC705 ボードの左下に接続し、もう一端をホスト PC に接続します。
  6. KC705 ボードの電源スイッチをオンにします。