Vivado®
IP インテグレーターで作成された BD (ブロック図) ファイルをインポートするため、System Generator で xilinx.utilities.importBD ユーティリティを使用します。
このユーティリティはプラットフォーム フレームワークの Vivado プロジェクトおよび System Generator で作成される新しいモデルの名前を読み込みます。System Generator のポートおよび外部インターフェイス (ボード コネクティビティおよび自動化に基づいて、ポートにロケーション属性が設定されていないインターフェイス) のために、プラットフォーム デザインを処理し、デザインのアクセラレータ部分となるサンプル スタブを System Generator で作成します。
コマンドの使用方法:
xilinx.utilities.importBD は、プラットフォーム フレームワークの Vivado プロジェクトおよび作成される新しいモデルの名前を読み込みます。プラットフォームを解析して、System Generator ポートやインターフェイスがないか確認し、開発が簡単になるようにサンプルのスタブを作成します。新しいモデル名が指定されていない場合は、名前のないモデルが開きます。
このコマンドに入力ファイルとして指定できるのは、Vivado プロジェクトと model_name (オプション) です。
使用方法:
xilinx.utilities.importBD('<full_or_relative_path_to_vivado_project_directory>/
<project_name>.xpr', 'mynewmodel')
例:
xilinx.utilities.importBD('C:\test_importBD\platform.xpr', 'mynewmodel')
xilinx.utilities.importBD('C:\test_impportBD\platform.xpr')
System Generator で作成されたモデルは次のようになります。
System Generator のモデルには、次の機能があります。
- 各 AXI4-Lite インターフェイスに対し、Gateway In および Gateway Out ブロックが表示されます。この後、AXI4-Lite ゲートウェイをデザインに必要な数だけ複製し追加できます。
- AXI4-Stream インターフェイスに対しては、TDATA、TVALID、TREADY、などの AXI4-Stream ポートが表示されます。
- モデルの System Generator トークンは、[Compilation] ターゲットに IP Catalog が設定され、Part または Board には Vivado プロジェクトと同じザイリンクス デバイスまたはボードが設定されます。