Simulink モデルに対して波形ビューアーを初めて開くと、System Generator により Simulink モデルを含むディレクトリに wavedata
というディレクトリが作成されます。
注記:
Simulink モデルを含むディレクトリに書き込み権が必要です。
波形ビューアーでの表示を記述するデータは、wavedata
ディレクトリ内の次のファイルに保存されています。
- <design_name>.wcfg - 波形設定ファイル。デザインで監視する信号名と、波形ビューアーでのこれらの信号の波形表示方法を指定するデータが含まれています。
- <design_name>.wdb - 波形データベース ファイル。波形ビューアーで波形を描画するのに必要なデータが含まれます。
監視する信号の名前は、Simulink モデル (SLX ファイル) に保存されています。モデルの SLX ファイルを別のディレクトリに移動して、移動先のディレクトリでそのファイルを開いた場合など、Simulink モデルが wavedata
ディレクトリにあるデータにアクセスできない場合、波形ビューアーを開いてデザインをシミュレーションすると、監視する信号を表示できます。これで、監視する信号の波形が波形ビューアーに表示されるようになります。