デザインに互換性のある代替AMD デバイスを選択でき、必要に応じてターゲット デバイスを変更できます。Vivado ツールで現在選択されているターゲット パーツと同じパッケージの代替AMD デバイスが選択され、できるだけ多くの I/O 割り当てが保持されるので、I/O ピン割り当ては選択された代替デバイスでも確実に機能します。
互換性のある代替デバイスを定義するには、次の手順に従います。
- をクリックします。
- [Set Part Compatibility] ダイアログ ボックスで代替デバイスを選択し、OK をクリックします。
図 1. [Set Part Compatibility] ダイアログ ボックス
Vivado IDE で、選択されたすべての代替デバイス間で共通のピンが特定され、すべてのデバイスに共通でないピンに対しては PROHIBIT 制約が設定されます。選択するデバイスの数が増えると、配置可能なパッケージ ピンの数が減ります。
Vivado IDE では、選択した代替デバイスのボンディングされていないピンに信号が割り当てられないように、PROHIBIT 制約も自動的に設定されます。使用禁止のパッケージ ピン数を示すダイアログ ボックスが表示されます。使用禁止のピンは、[Package]、[Package Pins]、[Device] ウィンドウで確認できます。禁止ピンは、斜線の入った丸いアイコン で表示されます。