をクリックし、次の図に示すダイアログ ボックスを開きます。
図 1. [Compile Simulation Libraries] ダイアログ ボックス
次のオプションを設定します。
- Simulator
- ドロップダウン リストからシミュレータを選択します。
- Language
- ライブラリをコンパイルする言語を指定します。このオプションを指定しない場合、選択したシミュレータに対応する言語に設定されます。混合言語シミュレータの場合は、Verilog および VHDL ライブラリの両方がコンパイルされます。
- Library
- コンパイルするシミュレーション ライブラリを指定します。デフォルトでは、
compile_simlib
コマンドですべてのシミュレーション ライブラリがコンパイルされます。
- Family
- 選択したライブラリを指定したデバイス ファミリ用にコンパイルします。デフォルトでは、すべてのデバイス ファミリが生成されます。
- Compiled library location
- コンパイルされたライブラリを保存するディレクトリ パスを指定します。デフォルトでは、非プロジェクトモードではライブラリは現在の作業ディレクトリに保存され、プロジェクト モードでは <project>/<project>.cache/compile_simlib ディレクトリに保存されます。プロジェクト モードおよび非プロジェクト モードの詳細は、
『Vivado Design Suite ユーザー ガイド: デザイン フローの概要』 (UG892) を参照してください。ヒント: Vivado シミュレータにプリコンパイル ライブラリが含まれるので、ライブラリ ディレクトリを指定する必要はありません。
- Simulator executable path
- シミュレータ実行ファイルのディレクトリを指定します。このオプションは、ターゲット シミュレータが
$PATH
または%PATH%
環境変数で指定されていない場合や、$PATH
または%PATH%
環境変数で指定されているパスとは別のパスを指定する場合に使用します。 - [GCC executable path]
- GCC 実行ファイルのディレクトリを指定します。GCC パス設定に記載されているように GCC パス設定を実行しない場合は、このオプションを指定する必要があります。SystemC IP を使用しない場合は、無視します。
- Miscellaneous Options
-
compile_simlib
Tcl コマンドに追加のオプションを指定します。
- Compile AMD IP
- AMD IP のシミュレーション ライブラリのコンパイルを有効または無効にします。
- Overwrite current pre-compiled libraries
- 現在のコンパイル済みライブラリを上書きします。
- Verbose
- メッセージの非表示設定を一時的に解除し、コマンドからのすべてのメッセージを返します。
- Command
- ダイアログ ボックスに入力したオプションと同等の Tcl コマンドを表示します。ヒント: [Command] フィールドの値を使用すると、Tcl または非プロジェクト モードでシミュレーション ライブラリを生成できます。