xsim オプション | 説明 |
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-f [-file] <filename>
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ファイルからコマンド ライン オプションを読み込みます。 |
-g [-gui]
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対話型 GUI で実行します。 |
-h [-help]
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ヘルプ メッセージを表示します。 |
-log <filename>
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ログ ファイルの名前を指定します。 |
-maxdeltaid arg (=-1)
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最大差異を指定します。この値と最大シミュレーション ループを同時に超える場合にエラーをレポートします。 |
-maxlogsize arg (=-1)
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ログ ファイルの最大サイズを MB で指定します。デフォルトは無制限です。 |
-ieeewarnings
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VHDL IEEE 関数からの警告をイネーブルにします。 |
-nolog
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ログ ファイルが生成されないようにします。 |
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シミュレーションでの OS レベル信号ハンドラーのインストールをディスエーブルにします。シミュレータでは、パフォーマンスの理由から、整数の 0 での除算など、OS レベルの致命的ランタイム エラーになる可能性のある状況は明示的にはチェックされません。その代わりに信号ハンドラーがインストールされ、このようなエラーを検出してレポートを生成します。 信号ハンドラーをディスエーブルにすると、セキュリティ ソフトウェアが存在していてもシミュレーションを実行できますが、OS レベルの致命的エラーにより、エラーの原因がはっきりと示されないまま突然シミュレーションが停止してしまうことがあります。 注意: このオプションは、セキュリティ ソフトウェアによりシミュレータがうまく動作しない場合にのみ使用してください。
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-onfinish <quit|stop>
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シミュレーション終了時の動作を指定します。 |
-onerror <quit|stop>
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シミュレーション ランタイム エラーの発生した場合の動作を指定します。 |
-R [-runall]
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シミュレーションを最後まで実行します (例: do 'run
all;quit' )。 |
-stats
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終了するときにメモリおよび CPU の統計を表示します。 |
-testplusarg <arg>
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plusargs が $test$plusargs および $value$plusargs システム関数で使用されるように指定します。 |
-t [-tclbatch] <filename>
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バッチ モード実行用の Tcl ファイルを指定します。 |
-tp
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実行中のプロセスの階層名を表示します。 |
-tl
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実行中の文のファイル名および行番号を表示します。 |
-wdb <filename.wdb>
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波形データベース出力ファイルを指定します。 |
-version
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コンパイラ バージョンを表示します。 |
-view <wavefile.wcfg>
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波形設定ファイルを開きます。-gui オプションと共に使用します。 |
-protoinst
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プロトコル解析の .protoinst ファイルを指定します。 |
-sv_seed
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SystemVerilog 制約乱数のシードを指定します。 |
-cov_db_dir
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機能カバレッジ データベースのダンプを保存するディレクトリを指定します。カバレッジ データは、<arg>/xsim.covdb/<cov_db_name> ディレクトリに保存されます。デフォルトは ./ または xelab の値セットが継承されます。 |
-cov_db_name
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機能カバレッジ データベースの名前を指定します。カバレッジ データは、<cov_db_dir>/xsim.covdb/<arg> ディレクトリに保存されます。デフォルトはスナップショット名ままたは xelab の値セットが継承されます。 |
-downgrade_error2info
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HDL メッセージの重要度をエラーから情報に下げます。 |
-downgrade_error2warning
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HDL メッセージの重要度をエラーから警告に下げます。 |
-downgrade_fatal2info
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HDL メッセージの重要度を致命的から情報に下げます。 |
-downgrade_fatal2warning
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HDL メッセージの重要度を致命的から警告に下げます。 |
-downgrade_severity
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HDL メッセージの重要度を下げます。選択肢は次のとおりです。
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-ignore_assertions
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SystemVerilog の同時処理アサートを無視します。 |
-ignore_coverage
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SystemVerilog の機能カバレッジを無視します。 |
-ignore_feature
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特定の HDL の機能またはコンストラクトの効果を無視します。選択肢は次のとおりです。
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-tempDir
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一時ディレクトリの名前を指定します。 |
-autoloadwcfg
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既に保存されている波形コンフィギュレーション ファイルを読み込みます。 |
ヒント: バッチ ファイルまたはスクリプトで
xelab
、xsc
、xsim
、xvhdl
、xcrg
、または xvlog
コマンドを実行する場合、XILINX_VIVADO 環境変数で Vivado Design Suite のインストール ディレクトリを指定する必要がある場合もあります。XILINX_VIVADO 変数を設定するには、次のいずれかをスクリプトまたはバッチ ファイルに追加します。 - Windows:
set XILINX_VIVADO=<vivado_install_area>/Vivado/<version>
- Linux:
setenv XILINX_VIVADO vivado_install_area>/Vivado/<version>
-
<version>
には、2014.3、2014.4、2015.1 など、使用している Vivado ツールのバージョンを指定します。