カーソルの使用 - 2023.2 日本語

Vivado Design Suite ユーザー ガイド: ロジック シミュレーション (UG900)

Document ID
UG900
Release Date
2023-10-18
Version
2023.2 日本語
カーソルは一時的なタイム マーカーで、2 つの波形エッジ間の時間を計測するため、頻繁に移動させることができます。

メイン カーソルと 2 番目のカーソル

波形ウィンドウを 1 回クリックすると、メイン カーソルが配置されます。

2 番目のカーソルを配置するには、Ctrl キーを押しながらクリックし、マウスを左または右にドラッグします。カーソルの上に位置を示すフラグが表示されます。または、Shift キーを押したまま波形のどこかをクリックします。

2 番目のカーソルがオンになっていない場合、この操作により 2 番目のカーソルがメイン カーソルの現在の位置に設定され、メイン カーソルがクリックした位置に配置されます。

注記: 2 番目のカーソルの位置を保持しながらメイン カーソルの位置を変更するには、Shift キーを押しながらクリックします。2 つ目のカーソルをドラッグして配置する場合、最小間隔以上ドラッグしないと 2 つ目のカーソルは表示されません。

カーソルの移動

カーソルを移動するには、ポインターが手のひらのマークになるまでマウスを動かし、クリックして次の位置までカーソルをドラッグします。

カーソルをドラッグするとき、[Snap to Transtion] がオンになっていると (デフォルト)、白抜きの丸、または中が塗りつぶされた丸が表示されます。

  • 白抜きの丸 は、選択した信号の波形の遷移間にあることを示します。
  • 中が塗りつぶされた丸 は、カーソルがマウスの下またはマーカーの波形の遷移にロックされていることを示します。

カーソル、マーカー、フロートしているルーラー以外の場所をクリックすると、2 番目のカーソルは非表示になります。

次または前の遷移の検索

波形ウィンドウのバーにあるボタンを使用して、メイン カーソルを、選択されている波形の次の遷移または前の遷移に移動できます。

メイン カーソルを波形の次または前の遷移に移動するには、次を実行します。

  1. 波形の波形オブジェクト名をクリックしてアクティブにします。

    波形オブジェクトが選択され、オブジェクトの波形が通常よりも太い線で表示されます。

  2. ツールバーの Next Transition または Previous Transition ボタン をクリックするか、キーボードの右方向キーまたは左方向キーを使用して、次または前の遷移に移動します。
    ヒント: 複数の波形オブジェクトを一緒に選択すると、それらの波形の一番近い遷移に移動します。