マルチプロセッサ システムでは、RTL 合成でデフォルトで複数の CPU コア (最大 4 個) を利用してコンパイル時間を短縮できます。
同時に実行可能なスレッドの最大数は、システム上のプロセッサ、OS、およびフローの段階によって異なります。詳細は、 『Vivado Design Suite ユーザー ガイド: インプリメンテーション』 (UG904) を参照してください。
Vivado のすべてのスレッドに共通の Tcl パラメーター general.maxThreads
を使用して、RTL 合成を実行する際のスレッド数を指定できます。次に例を示します。
Vivado% set_param general.maxThreads <new limit>
<new limit>
に有効な値は、1 ~ 8 の整数値です。RTL 合成では、実質的に設定可能な最大スレッド数は 4 です。