『UltraScale アーキテクチャ メモリ リソース ユーザー ガイド』 (UG573) の第 2 章「UltraRAM リソース」に、UltraRAM について次のように説明されています。
UltraRAM は、AMD UltraScale+™ デバイスで利用可能な 2 ポート、シングル クロックの同期メモリです。UltraRAM はカラム状アーキテクチャと互換性があるため、複数の UltraRAM をインスタンシエートし、1 つの UltraRAM カラム内でデバイスの高さまで直接カスケード接続できます。1 つのクロック領域内の 1 カラムに 16 個の UltraRAM ブロックが含まれます。UltraRAM を搭載したデバイスでは、複数の UltraRAM カラムが分散して配置されています。UltraScale+ ファミリのほとんどのデバイスが UltraRAM ブロックを搭載しています。利用可能な UltraRAM のデバイス別の容量については、 『UltraScale アーキテクチャおよび製品データシート: 概要』 (DS890) を参照してください。
コード例に次のファイルが含まれています。
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xilinx_ultraram_single_port_no_change.v
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xilinx_ultraram_single_port_no_change.vhd
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xilinx_ultraram_single_port_read_first.v
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xilinx_ultraram_single_port_read_first.vhd
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xilinx_ultraram_single_port_write_first.v
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xilinx_ultraram_single_port_write_first.vhd
Vivado ツールには、UltraRAM の VHDL および Verilog コードのテンプレートが含まれています。次の図に、テンプレート ファイルを示します。
図 1. UltraRAM のコード テンプレート
詳細は、 『UltraScale アーキテクチャ メモリ リソース ユーザー ガイド』 (UG573) を参照してください。