always プロシージャ - 2023.2 日本語

Vivado Design Suite ユーザー ガイド: 合成 (UG901)

Document ID
UG901
Release Date
2023-11-01
Version
2023.2 日本語

always プロシージャには、次の 4 つがあります。

  • 常に成立
  • always_comb
  • always_latch
  • always_ff

always_comb プロシージャは、組み合わせロジックを記述します。センシティビティ リストは、always_comb 文を駆動するロジックにより推論されます。

always 文では、ユーザーがセンシティビティ リストを指定する必要があります。次の例では、in1 および in2 センシティビティ リストが使用されます。

always@(in1 or in2) 
out1 = in1 & in2;
always_comb out1 = in1 & in2;

always_latch プロシージャでは、ラッチをすばやく作成できます。always_comb と同様、センシティビティ リストは推論されますが、次の例に示すようにラッチ イネーブルの制御信号を指定する必要があります。

always_latch 
if(gate_en) q <= d;

always_ff プロシージャでは、フリップフロップが作成されます。always と同様、ユーザーがセンシティビティ リストを指定する必要があります。

always_ff@(posedge clk) 
out1 <= in1;