イベント制御タイミング制御文 - 2023.2 日本語

Vivado Design Suite ユーザー ガイド: 合成 (UG901)

Document ID
UG901
Release Date
2023-11-01
Version
2023.2 日本語

イベント制御タイミング制御文 [@] を使用した組み合わせロジックの記述は、次のようなものです。

  • 組み合わせ always ブロックには、always@ の後にかっこで囲まれたセンシティビティ リストがあります。
  • センシティビティ リストにある信号のいずれかにイベント (値の変化またはエッジ) が発生すると、always ブロックが実行されます。
  • センシティビティ リストには、次を含めることができます。
    • if や case などの条件で使用する信号。
    • 代入文の右辺の信号。
  • 信号のリストの代わりにかっこに入れたアスタリスク (*) を使用すると、説明したように、always ブロックの信号のいずれかにイベントが発生した場合に、always ブロックが実行されます。
  • 組み合わせプロセスでは、if 文または case 文のすべての分岐で信号が明示的に代入されていない場合、Vivado 合成で最後の値を保持するラッチが生成されます。
  • プロセスには、次の文が使用されます。
    • 変数代入文および信号代入文
    • if-else 文
    • case 文
    • for-while ループ文
    • 関数およびタスク呼び出し