Vivado 合成では、バインドはエラボレーション段階で実行されます。バインド中は、次が実行されます。
- Vivado 合成では、インスタンシエートされたモジュールと同じ名前の Verilog モジュールが、統一された論理ライブラリのユーザー指定リストでユーザー指定順に検索されます。
- Vivado 合成では、モジュール インスタンシエーションで指定されたアーキテクチャ名は無視されます。
- Vivado 合成では、Verilog モジュールが見つかった場合は、その名前がバインドされます。
- Vivado 合成では、Verilog モジュールが見つからない場合は、Verilog モジュールは VHDL エンティティとして扱われ、統一された論理ライブラリのユーザー指定リストでユーザー指定順で、その名前の VHDL エンティティが大文字と小文字を区別して検索されます。これには、VHDL デザイン ユニットは拡張指示子付きで格納されていると想定されます。