乗加算と乗累算のインプリメンテーションでは、次が実行されます。
- Vivado 合成では、推論された乗加算または乗累算マクロを DSP ブロック リソースにインプリメントできます。
- Vivado 合成では、DSP ブロックのパイプライン機能が利用されます。
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Vivado 合成では、次のものが吸収されます。
- 乗算オペランドの 2 レジスタ段。
- 乗算後の 1 レジスタ段。
- 加算器、減算器、加減算器の後ろにある 1 レジスタ段。
- 加算/減算の選択信号の 1 レジスタ段。
- 加算器のオプションのキャリー入力の 1 レジスタ段。
- Vivado 合成では、インプリメンテーションに必要な DSP リソースが 1 つのみの場合に乗累算 (MAC) を DSP ブロックにインプリメントできます。
- マクロが 1 つの DSP に収まらない場合は、Vivado 合成で次のように処理されます。
- 乗算器とアキュムレータ (累算) が別々のマクロとして処理されます。
- 各マクロが個別に処理されます。