合成 run では、合成中に使用されるデザインの詳細を定義および設定できます。合成 run は次を定義します。
- 合成中にターゲットとする AMD デバイス
- 適用する制約セット
- 1 つまたは複数の合成 run を実行するオプション
- 合成エンジンの結果を制御するオプション
RTL ソース ファイルの run および制約を定義するには、次の手順に従います。
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または Design Runs ダイアログ ボックスで Create Runs ボタン
をクリックします。次の図のように [Create New Runs] ダイアログ ボックスが開きます。
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Synthesis をオンにし、Next をクリックします。
次の図に示す [Configure Synthesis Runs] ページが表示されます。
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Add ボタンをクリックし、run の名前、制約セット、デバイス、ストラテジ (Name, Constraints Set, Part,
Strategy) を選択し、この run をアクティブ run とする場合は Make
Active をオンにします。
Vivado IDE にはデフォルトのストラテジが含まれています。ストラテジ run には、特定の名前を指定するか、デフォルト名 (synth_1、synth_2 など) を使用します。カスタム ストラテジの作成方法は、run ストラテジの作成を参照してください。
『Vivado Design Suite ユーザー ガイド: 制約の使用』 (UG903) を参照してください。
- 制約の使用の詳細は、「XDC 制約について」を参照してください。
- 制約の処理順の詳細は、「IP コアを含む場合の制約ファイルの順序」を参照してください。
一部の制約がプロジェクト用に処理されると、それらの制約属性はデザインの「プロパティ」となります。デザイン プロパティの詳細は、 『Vivado Design Suite: プロパティ リファレンス ガイド』 (UG912) を参照してください。
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Next をクリックします。[Launch Options] ページが表示されます。
- [Launch Options] ページで次のオプションを設定し、Next をクリックします。
- Launch Directory ドロップダウン リストから run を実行するディレクトリを選択します。
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Options エリアで次のいずれかをオンにします。
- [Launch runs on local host]
- 作業中のマシンからオプションを実行します。Number of
jobs で実行する run の数を指定します。注記: ジョブ数は、Vivado ツールで使用されるメモリの量に大きく影響する可能性があります。この値を非常に大きい値にすると、デザイン内の個々の run または OOC run のサイズによって、大量のメモリが消費される可能性があります。メモリの使用量が多すぎると、ツールが停止する可能性があります。
- [Launch runs on remote hosts] (Linux のみ)
- run をリモート ホストで実行し、そのホストを設定します。Linux のリモート ホストでの run の実行については、 『Vivado Design Suite ユーザー ガイド: インプリメンテーション』 (UG904) を参照してください。Configure Hosts をクリックすると、ホストを設定するダイアログ ボックスが開きます。
- [Launch runs on cluster]
- lsf などの外部ツールでの run を開始します。設定ボタンを押すと、そのクラスター ツールを設定できます。
- [Generate scripts only]
- 後で実行するスクリプトを生成します。runme.bat (Windows) または runme.sh (Linux) を使用して run を開始します。
- [Create New Runs Summary] ページで Finish をクリックします。
次の図に示すように、作成した run が [Design Runs] ウィンドウに表示されます。
