整数データ型 - 2023.2 日本語

Vivado Design Suite ユーザー ガイド: 合成 (UG901)

Document ID
UG901
Release Date
2023-11-01
Version
2023.2 日本語

SystemVerilog では、次の整数型がサポートされます。

  • shortint: 2 値の 16 ビット符号付き整数
  • int: 2 値の 32 ビット符号付き整数
  • longint: 2 値の 64 ビット符号付き整数
  • byte: 2 値の 8 ビット符号付き整数
  • bit: 2 値のユーザー定義のベクター サイズ
  • logic: 4 値のユーザー定義のベクター サイズ
  • reg: 4 値のユーザー定義のベクター サイズ
  • integer: 4 値の 32 ビット符号付き整数
  • time: 4 値の 64 ビット符号なし整数

4 値および 2 値とは、これらのデータ型に割り当てることのできる値を示しています。

  • 2 値の場合は 0 および 1 を使用できます。
  • 4 値の場合は X と Z も使用できます。
X と Z 値は常に合成できるわけではないので、2 値と 4 値は同じように合成されます。
注意:
4 値の変数を使用する場合、RTL とシミュレーションの不一致が発生する可能性があるので、注意してください。
  • デフォルトでは、byteshortintintinteger、および longint データ型は符号付きの値になります。
  • bitreg、および logic は符号なしの値になります。

シミュレーションの Verilog フォーマットの詳細は、 『Vivado Design Suite ユーザー ガイド: ロジック シミュレーション』 (UG900) を参照してください。