SystemVerilog では、次の整数型がサポートされます。
-
shortint
: 2 値の 16 ビット符号付き整数 -
int
: 2 値の 32 ビット符号付き整数 -
longint
: 2 値の 64 ビット符号付き整数 -
byte
: 2 値の 8 ビット符号付き整数 -
bit
: 2 値のユーザー定義のベクター サイズ -
logic
: 4 値のユーザー定義のベクター サイズ -
reg
: 4 値のユーザー定義のベクター サイズ -
integer
: 4 値の 32 ビット符号付き整数 -
time
: 4 値の 64 ビット符号なし整数
4 値および 2 値とは、これらのデータ型に割り当てることのできる値を示しています。
- 2 値の場合は 0 および 1 を使用できます。
- 4 値の場合は X と Z も使用できます。
X と Z 値は常に合成できるわけではないので、2 値と 4 値は同じように合成されます。
注意:
4 値の変数を使用する場合、RTL とシミュレーションの不一致が発生する可能性があるので、注意してください。
- デフォルトでは、
byte
、shortint
、int
、integer
、およびlongint
データ型は符号付きの値になります。 -
bit
、reg
、およびlogic
は符号なしの値になります。
シミュレーションの Verilog フォーマットの詳細は、 『Vivado Design Suite ユーザー ガイド: ロジック シミュレーション』 (UG900) を参照してください。