CDC 解析および制約の完了 - 2023.2 日本語

Vivado Design Suite ユーザー ガイド: 制約の使用 (UG903)

Document ID
UG903
Release Date
2023-11-01
Version
2023.2 日本語

有効な CDC トポロジであっても、単純なシンクロナイザーをベースにしていないものは Timing Constraints ウィザードでは認識されません。report_cdc コマンドを使用すると、CDC パスのより包括的なレポートが表示され、構造的な修正が必要なものが示されます。report_cdc の詳細は、 『Vivado Design Suite ユーザー ガイド: デザイン解析およびクロージャ テクニック』 (UG906) を参照してください。

set_max_delay -datapath_only が存在するためにウィザードで制約が推奨されない場合は、通常はタイミング解析が実行されるその他の CDC パスを個別に確認する必要があり、必要に応じてフォルス パス制約を追加して無視されるようにします。ポイント ツー ポイントのフォルス パス制約は、ウィザード終了後に Tcl コンソールまたは [Timing Constraints] ウィンドウで XDC ファイル内に作成する必要があります。