スライス ベースの相対座標 - 2023.2 日本語

Vivado Design Suite ユーザー ガイド: 制約の使用 (UG903)

Document ID
UG903
Release Date
2023-11-01
Version
2023.2 日本語

相対グリッド システムは、次のようなシステムです。

  • 標準グリッドとも呼ばれます。
  • ほとんどの RPM に適しています。
  • 1 つの RPM のすべてのセルが同じサイト タイプ (スライス、ブロック RAM、DSP など) に属する同種 RPM に使用されます。
    注記: オブジェクトは、同じ RPM セット内のほかのオブジェクトに相対的に配置されます。

相対グリッドは標準的な長方形のグリッドで、各グリッドのエレメントは同じサイズになります。たとえば、次の Verilog コード例では、8 スライスの高さの列になり、各スライスに FD セルが含まれます。

(* RLOC = "X0Y0" *) FD sr0 (.C(clk), .D(d[0]), .Q(y[0]));
(* RLOC = "X0Y1" *) FD sr1 (.C(clk), .D(d[1]), .Q(y[1]));
(* RLOC = "X0Y2" *) FD sr2 (.C(clk), .D(d[2]), .Q(y[2]));
(* RLOC = "X0Y3" *) FD sr3 (.C(clk), .D(d[3]), .Q(y[3]));
(* RLOC = "X0Y4" *) FD sr4 (.C(clk), .D(d[4]), .Q(y[4]));
(* RLOC = "X0Y5" *) FD sr5 (.C(clk), .D(d[5]), .Q(y[5]));
(* RLOC = "X0Y6" *) FD sr6 (.C(clk), .D(d[6]), .Q(y[6]));
(* RLOC = "X0Y7" *) FD sr7 (.C(clk), .D(d[7]), .Q(y[7]));