編集中の制約を検証するには、メモリにデザインを読み込んでおく必要があります。Vivado IDE を使用して制約を編集する場合は、Tcl コンソールで同等の XDC コマンドが実行され、メモリ内で適用されます。編集したタイミング制約を XDC ファイルに保存するには、まずメモリに適用する必要があります。
合成またはインプリメンテーションを実行する前に、メモリ内の制約をプロジェクトの XDC ファイルに保存してください。Vivado IDE では、制約の保存が必要な場合はメッセージが表示されます。
制約を手動で保存するには、次のいずれかを実行します。
- ツールバーの Save Constraints をクリックします。
- を選択します。
注記: メモリ内の制約を保存する際、合成およびインプリメンテーションが最新の状態でなくなる可能性があることを示すダイアログ ボックスが表示されます。このダイアログ ボックスの Remember Preference チェック ボックスをオンにすると、今後この警告が表示されないようにできます。
これらのコマンドを実行すると、Vivado で次の処理が実行されます。
- 新しい制約はすべて、デザインに関連付けられている制約セットの「target」とマークされている XDC ファイルに保存されます。
- 編集されたすべての制約が、元の XDC ファイルに保存されます。
注記: 制約管理システムでは、可能な限り元の XDC ファイル フォーマットが保持されます。