Vivado を SLURM 上で実行するには、ssh を使用してクライアントをスケジューラに接続します。
図 1. SLURM 計算ノード
この例では、クライアント名は xcolc200185、スケジューラ マシン名は xcolc200185 です。
- クライアントとスケジューラで SSH キーを設定し、パスワードなしで ssh をイネーブルにします。
- クライアント マシンで Vivado を起動します。
- カスタム SLURM クラスターを作成します。
- Vivado の Settings ダイアログ ボックスを開きます ( )。
- を選択します。
- ツールバーの [+] ボタンをクリックし、新しいクラスター設定を作成します。
- 次の図に示すように設定します。Type を CUSTOM のままにしておくことが重要です。
Job ID を取得する Tcl スクリプトの例
proc user_defined_JID {str} { if { [regexp {(\d+)} $str matchresult] } { return $matchresult } else { return "" } }
- クラスターでジョブを起動し、設定をテストします。
- をクリックします。
- Next をクリックします。BFT を選択して Next をクリックします。
- 名前およびディレクトリを選択し、Next をクリックします。
- [Default Part] で [xc7k70tfbg484-2] を選択し、Next をクリックします。
-
Finish ボタンをクリックします。Design Runs ウィンドウで synth_1 row を選択し、緑色の再生ボタンをクリックします。
-
Launch
Runs ダイアログ ボックスで Launch runs on cluster をオンにし、ドロップダウン リストから先ほど作成したカスタム クラスターを選択します。
- OK をクリックしてジョブを起動します。
- ターミナルで ssh を使用してスケジューラ マシンにアクセスし、スケジューラ マシンで
squeue
コマンドを使用してジョブが実行されているのを確認します。
- クライアントで実行されている Vivado セッションでジョブが正常に完了したことを確認します。