最適化結果を解析するには、-debug_log
オプションを使用し、opt_design
の最適化の影響を受けたロジックの詳細を確認します。このログには、定数値のため削減されたロジックおよびロードがないために削除されたロジックに関する追加メッセージが表示されます。
また、どの制約が原因で最適化が使用されなかったかに関する詳細なメッセージも表示されます。opt_design
で実行されたすべてのロジック最適化の詳細を表示するには、-verbose オプションを使用してください。-verbose
オプションを使用すると大量のメッセージが表示されるので、デフォルトではオフになっています。-verbose
オプションは、有益だと思われる場合に使用してください。
推奨: 大型デザインでツールの実行時間を短縮するには、
-verbose
オプションはシェル モードまたはバッチ モードでのみ使用し、GUI モードでは使用しないでください。重要:
opt_design
コマンドは、インメモリ デザインに対して実行されます。複数回実行した場合、前回の run の結果が最適化されます。そのため、-debug_log
または -verbose
オプションを追加する前に合成済みデザインを読み込み直す必要があります。