2015.3 リリースから、インタラクティブ Tcl コマンド iphys_opt_design
を使用して最適化を再実行する機能が物理最適化に追加されています。iphys_opt_design
コマンドでは、クリティカル セルの複製やブロック RAM からのレジスタの取り出しなど、実行された特定の最適化が記述されています。このコマンドには、ネットリストおよび最適化に必要な配置の変更を再実行するために必要な情報がすべて含まれています。
インタラクティブ物理最適化は、次の 2 つの方法で使用できます。
- 全体的な配置結果とデザイン パフォーマンスを向上するため、配置前のネットリストに配置後の物理最適化を適用する。
- 物理最適化を必要に応じて繰り返すことができるように Tcl スクリプトに保存する。