コマンド オプションを変更するには、そのコマンド オプションの右側の列をクリックします。次の操作を実行します。
- 定義済みの値から選択するオプションは、ドロップダウン リストから選択します。
- イネーブル/ディスエーブルにするオプションは、チェック ボックスのオン/オフを切り替えます。注記: 各インプリメンテーション コマンドでよく使用されるコマンド オプションは、チェック ボックスで選択できます。その他のオプションは、[More Options] フィールドに入力します。オプション名の前にハイフンを付け、複数のオプションはスペースで区切ります。
- ユーザー定義の値を指定できるオプションは、値を入力します。
- ファイル名およびパスを指定するオプションは、ファイルを選択するダイアログ ボックスが開き、ファイルを選択できます。
- フック スクリプトと呼ばれるカスタム Tcl スクリプトをインプリメンテーションの各段階の前 (tcl.pre) と後 (tcl.post) に挿入します。
フック スクリプトを挿入すると、インプリメンテーションの各段階の前後に特定のタスクを実行できます。たとえば、デザインの配置前後にタイミング レポートを生成して、タイミング結果を比較できます。
Tcl フック スクリプトの定義方法の詳細は、 『Vivado Design Suite Tcl コマンド リファレンス ガイド』 (UG835) を参照してください。
ヒント:
tcl.pre および tcl.post スクリプト内の相対パスは、プロジェクトの run ディレクトリ (<project>/<project.runs>/<run_name>) を基準にしています。
現在のプロジェクトまたは現在の run の DIRECTORY プロパティを使用して、Tcl スクリプト内の相対パスを定義できます。
get_property DIRECTORY [current_project]
get_property DIRECTORY [current_run]