Vivado では、同時実行 run の数を指定する launch_runs-jobs オプションにより、並列でデザイン run を開始できるようになっています。同時実行 run はそれぞれ独立したプロセスであり、独自の CPU リソースとメモリ リソースを必要とします。
ピーク時の計算要件すべてを処理するのに十分なリソースを割り当てることが重要です。たとえば、通常ピーク時に 20 GB の RAM を使用し、general.maxThreads を 8 に設定したデザイン run の場合、4 つの同様の run を並列で開始するには、4 つのプロセスによる計算リソースの競合によるパフォーマンスの低下を回避するために、32 個のプロセッサ コアと約 80 GB の RAM が必要です。