place_design
のフロアプラン段階で、Vivado ログ ファイルに次の表が生成されます。
- Summary of Latency Increase due to Auto-Pipeline Insertion
- 各グループに挿入されたパイプライン段数を示します。
- Summary of Physical Synthesis Optimizations
- 挿入されたパイプライン レジスタの総数と、最適化された自動パイプライン グループの数 (最適化されたセル/ネット) を示します。
次の図に、[Summary of Latency Increase Due to Auto-Pipeline Insertion] の表の例を示します。
図 1. [Summary of Latency Increase Due to Auto-Pipeline Insertion] の表の例
次の図に、[Summary of Physical Synthesis Optimizations] の表の例を示します。
図 2. [Summary of Physical Synthesis Optimizations] の表の例
挿入されたパイプライン レジスタは、名前に基づいて次のように取得できます。
<origCellName>_psap and <origCellName>_psap_<N>
図 3. Pipeline2SRL の物理合計最適化の概要
次の図に、place_design
の実行中に自動的にパイプラインが 9 段挿入された SLR2 から SLR0 へのパスを示します。
図 4. 自動パイプライン挿入されたレジスタの回路図
次の図に、同じ例の [Device] ウィンドウを示します。
図 5. 自動パイプライン挿入されたレジスタの [Device] ウィンドウ