複数 run を同時に起動するには、次のように [Design Runs] ウィンドウで複数の run を選択します。
- 複数の run を選択するには、Shift キーまたは Ctrl キーを押しながらクリックします。注記: Design Runs ウィンドウで複数 run を選択する際は、合成 run とインプリメンテーション run の両方を選択できます。Vivado IDE では、run の依存性が管理され、run が正しい順序で実行されます。
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Launch Runs をクリックして、次の図に示す Launch Runs ダイアログ ボックスを開きます。注記: run を右クリックして Launch Runs をクリックするか、Design Runs ウィンドウのツールバーの [Launch Runs] ボタンをクリックします。
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Launch
directory を選択します。
デフォルトの実行ディレクトリは、ローカルのプロジェクト ディレクトリ構造に含まれます。インプリメンテーション run のファイルは、<project_name>/<project_name>.runs/<run_name> ディレクトリに保存されます。
ヒント: プロジェクト ファイルには絶対パスが記述されるので、プロジェクト ディレクトリ外の場所を指定すると、プロジェクトを移動しにくくなります。 - 次のオプションを設定します。
- Launch runs on local host: ローカル マシンで run を実行します。
- [Number of jobs]: 複数の run を同時実行する際に使用するローカル プロセッサの数を指定します。
- Launch runs on remote hosts (Linux のみ): ジョブを実行するのにリモート ホストを使用します。
- [Configure Hosts]: リモート ホストを設定します。詳細は、リモート ホストおよび計算クラスターの使用を参照してください。
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Launch runs using
LSF (Linux のみ): LSF (Load Sharing Facility) の bsub コマンドを使用してジョブを実行します。
bsub
コマンド オプションを設定して LSF 接続をテストするには、Configure LSF ボタンをクリックします。ヒント: LSF は、クラスターの複数の計算サーバー間でバッチ ジョブを投入、スケジュール、実行、監視、ワークロード制御するためのサブシステムです。 - Generate scripts only: run ディレクトリおよび run スクリプトをエクスポートおよび作成しますが、run は実行しません。スクリプトは、Vivado IDE ツールの環境外で後で実行できます。