クロック乗せ換え (CDC) レポートは、デザインのクロック乗せ換えの構造解析を実行します。この情報を使用して、メタステーブル状態またはデータ コヒーレンシの問題が発生する可能性のある危険な CDC を特定できます。CDC レポートはクロック関連性レポートと似ていますが、構造および関連するタイミング制約に焦点が置かれ、タイミング スラックに関する情報は示されません。
Tcl コンソールから CDC レポートを実行する場合、-cells
オプションを使用して 1 つまたは複数の階層セルに範囲を指定できます。CDC に範囲が指定されいる場合、ソースまたはデスティネーション ピンのいずれかが階層セルのリスト内にあると、チェックがレポートされます。スコープ オプションは、GUI の [Report CDC] からは指定できません。