タイミングに関する次のオプションは、Tcl コマンド ラインから実行する場合にのみ使用可能です。GUI レポートを生成するには、-name
オプションを使用します。
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csv <filename>.csv
- タイミング パスのオプションを使用して CSV ファイルを生成します。これは、多数のパスを並べ替えたりするのに便利です。
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-routed_vs_estimated
- 同じパスの見積もり配線遅延と実際の配線遅延を並べて表示します。レポートのタイミング カテゴリに含まれる一部のフィールドには、比較のため [Estimated] または [Routed] と示されます。
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-return_timing_paths
- 指定されたクロック ドメイン内で特定のロジック段数のパスをさらに解析できるようにタイミング パス オブジェクトを返します。
-end_point_clock
および-logic_levels
オプションの両方を使用する必要があります。 -
-end_point_clock <arg>
- エンドポイント クロックを指定して、そのタイミング パスのロジック段数をレポートします。
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-logic_levels <arg>
- ロジック段数によってロジック段数ヒストグラム アルゴリズムに送信されるタイミング パスを制限できます。1 つの値のみを指定できます。
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-min_level <arg>
- ロジック段数または配線数が指定した値未満のタイミング パスすべてを 1 つのビンにグループ化します。<arg> は 1 以上の値にする必要があります。
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-max_level <arg>
- ロジック段数または配線数が指定した値を超えるタイミング パスすべてを 1 つのビンにグループ化します。<arg> は、-min_level オプションで指定した値より大きい値にする必要があります。
複雑性に関する次のオプションは、Tcl コマンド ラインから実行する場合にのみ使用可能です。GUI レポートを生成するには、-name
オプションを使用します。
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-bounding_boxes <arg>
- 指定した境界ボックス内の複雑性解析を実行します。次に例を示します。
-bounding_boxes { "CLE_M_X21Y239:CLEL_R_X28Y254" "CLEL_R_X18Y171:CLE_M_X26Y186" }
注記: この例に示すように、開始波かっこ ({
) と範囲指定の間にスペースが必要です。