AMD Vivado™ 統合設計環境 (IDE) では、さまざまな処理を実行中のデザインまたはデザイン プロセスのステートに関する情報がレポートおよびメッセージとして表示されます。レポートは、デザイン フローの主要な段階でユーザーまたはツールにより生成され、デザインに関する特定の情報を示します。
メッセージは、デザイン プロセスの各段階または多くのユーザー操作に対して、ツールにより自動的に生成されます。
メッセージおよびレポートは、Vivado IDE の下部の [Messages] ウィンドウおよび [Reports] ウィンドウに表示されます。
次のいずれかのコマンドを実行すると、新しいプロセスが開始します。
- [Run Synthesis]
- [Run Implementation]
-
launch_runs
(Tcl)
Tcl コマンドの詳細は、
『Vivado Design Suite Tcl コマンド リファレンス ガイド』 (UG835) を参照するか、「<command> -help
」と入力してください。
プロセスによりメッセージおよびレポートが生成され、run をリセットするまでディスクに保持されます。プロジェクトが開いている場合、run に関連するメッセージが表示されます。[Messages] ウィンドウには、アクティブ run に関するメッセージのみが表示されます。
レポートは、Vivado IDE でのさまざまな操作により生成されます。
- デザインを読み込むと、[Tools] メニューのコマンドを使用して異なるレポートを生成できるようになります。
- 合成またはインプリメンテーションを実行すると、合成レポートまたはインプリメンテーション レポートが生成されます。