次の例では、2 つの MMCM 出力を使用してクロックを生成しています。BUFGCE_DIV は、マスター クロック CLKOUT0
が供給され、分周クロック clk1
を出力します。CLKOUT1
はクロック clk2
を生成します。set_clock_groups
-asynchronous -group [get_clocks clk1] -group [get_clocks clk2]
などの制約を追加すると、TIMING-47 警告が表示されます。
図 1. 同期クロック間のフォルス パス、非同期クロック グループ、または set_max_delay -datapath_only 制約
clk1
と clk2
は同じ MMCM からのクロックなので、同期と見なされます。これらのドメインをまたがるデータも、同期 CDC であると見なされます。そのため、set_clock_groups -asynchronous
を追加する必要はありません。