タイミングが満たされたデザインの情報を再利用します。この手法は、デザインのタイミングが満たされたり満たされなかったりする場合に使用します。情報を再利用するには、次の手順に従います。
- 2 つのインプリメンテーション run を開きます。
- タイミングが満たされている run。
- タイミングが満たされていない run。ヒント: 複数のモニターを使用している場合、[Open Implementation in New Window] コマンドを使用してデザインを別のウィンドウで開きます。
- 2 つのデザインの違いを見つけます。
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report_timing_summary
で、タイミングが満たされていないパスを特定します。 - タイミングが満たされているデザインで、
report_timing
をmin_max
モードで使用して、同じパスのタイミング解析を実行します。
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- タイミング結果を比較します。
- クロック スキュー
- データパス遅延
- 配置
- 配線遅延
- パスの終点間のロジック遅延に差がある場合は、合成 run に戻ります。