Output タブには、さまざまな消費電力結果ファイルが表示されます。この Output タブには次の設定が含まれます。
- Output Text File
- プロジェクトの記録として消費電力見積もり結果を保存する必要がある場合があります。また、パフォーマンスまたはエリア制約を満たすために別のマップ、配置、および配線オプションを試す場合、それぞれの消費電力結果を保存しておくと、複数の条件で要件が満たされたときに消費電力が最も低いソリューションの選択に役立ちます。
- Output XPE file (XPE/PDM 用)
- 環境情報、デバイス使用量、デザイン アクティビティすべてを 1 つのファイル (.xpe) に保存します。このファイルは、XPE スプレッドシートまたは PDM ツールにインポートできます。消費電力要件を超えており、ツールの最適化機能だけでは要件を満たすことができないような場合に便利です。この場合、現在のインプリメンテーション結果を XPE スプレッドシートまたは PDM ツールにインポートし、異なるマップ、ゲーティング、たたみ込み、およびその他の手法を試してそれらの消費電力への影響を見積もり、RTL コードを変更してインプリメンテーションを再実行します。また、XPE スプレッドシートまたは PDM での見積もりと合成結果を比較して、XPE または PDM を必要に応じて調整します。
- Output RPX file
- インタラクティブ消費電力レポートを RPX 形式で保存します。このレポートは、後から
open_reportコマンドを使用して AMD Vivado™ IDE で開くことができます。RPX ファイルは、Vivado プロジェクトのインプリメンテーション run 実行中に生成されます。インプリメンテーション run を開くと、インタラクティブ電源レポートも開きます。