AMD Vivado™ では、合成後、配置後、配線後など、フローのさまざまな段階で消費電力解析を実行できます。配線後には、インプリメント済みデザインから正確なロジック リソースおよび配線リソースが読み出されるので、最も正確に消費電力を見積もることができます。次の図に、消費電力レポートのサマリと、クロック ドメイン、リソースの種類、デザイン階層など、さまざまなビューを示します。Vivado IDE で環境設定およびデザイン アクティビティを変更し、デザインの電源および熱電力の削減方法を検討できます。消費電力レポートからデザインにクロスプローブすることも可能で、消費電力の大きい階層やリソースを特定および評価するのに便利です。
図 1.
Vivado 電力解析