レポートの保存と復元は、AMD Vivado™ に導入された新機能です。この機能を使用すると、Vivado IDE からの消費電力レポートを保存し、後で必要なときに開くことができます。レポートは RPX 形式で保存され、次の Vivado Tcl コマンドでいつでも開くことができます。
open_report
プロジェクト モードでインプリメント済みデザインを開くと、消費電力レポート impl_1
がタイミング レポートのようにデフォルトで開きます。チェックポイント フローでは、report_power
Tcl コマンドで -rpx
オプションを使用するとレポートを保存できます。
report_power -rpx design_1_power.rpx
保存したレポートは、次の Tcl コマンドを使用して Vivado IDE で開くことができます。
open_report -name rpx1 ./design_1_power.rpx