7 シリーズ デバイスのビットストリーム設定 - 2023.2 日本語

Vivado Design Suite ユーザー ガイド: プログラムおよびデバッグ (UG908)

Document ID
UG908
Release Date
2023-10-19
Version
2023.2 日本語

次の表に、AMD Vivado™ ツールの set_property <Setting> <Value> [current_design] Tcl コマンドで使用可能な 7 シリーズ デバイスのデバイス コンフィギュレーション設定を示します。

注記: BPI のビットストリーム設定は、Spartan™ 7 デバイスでは使用できません。
表 1. 7 シリーズ デバイスのビットストリーム設定
設定 デフォルト値 設定可能な値 説明
BITSTREAM.CONFIG. BPI_1ST_READ_CYCLE 1 1、2、3、4 BPI コンフィギュレーションをフラッシュ デバイスのページ モード動作のタイミングと同期させる際に使用し、最初のページの有効読み出しのサイクル数を設定します。このオプションは、BPI_page_size を 4 または 8 に設定している場合にのみ有効です。
BITSTREAM.CONFIG. BPI_PAGE_SIZE 1 1、4、8 BPI コンフィギュレーションのページ サイズを指定します。これは、フラッシュ メモリでページごとに必要な読み出し数に対応します。
BITSTREAM.CONFIG. BPI_SYNC_MODE Disable Disable、Type1、Type2

BPI フラッシュ デバイスの異なるタイプの BPI 同期コンフィギュレーション モードを設定します。

Disable (デフォルト): 同期コンフィギュレーション モードをディスエーブルにします。

Type1: 同期コンフィギュレーション モードをイネーブルにし、Micron G18(F) ファミリをサポートする設定を使用します。

Type2: 同期コンフィギュレーション モードをイネーブルにし、Micron (Numonyx) P30 および P33 ファミリをサポートする設定を使用します。

BITSTREAM.CONFIG. CCLKPIN Pullup Pullup、Pullnone Cclk ピンに内部プルアップを追加します。Pullnone に設定すると、プルアップは使用されません。
BITSTREAM.CONFIG. CONFIGFALLBACK Disable Disable、Enable

コンフィギュレーションが正常に完了しなかった場合、デフォルトのビットストリームの読み込みを有効または無効にする。

マルチブート ソリューション設定 BITSTREAM.CONFIG.NEXT_CONFIG_ADDR を使用すると、BITSTREAM.CONFIG.FALLBACK が Enable になります。

フォールバック マルチブートは、Virtex 7 HT デバイスではサポートされません。

BITSTREAM.CONFIG. CONFIGRATE 3 3、6、9、12、16、22、26、33、40、50、66 マスター モードでコンフィギュレーションする場合、ビットストリームの生成でコンフィギュレーション クロック (Cclk) の生成に内部オシレーターが使用されます。このオプションを使用すると、Cclk のレートを選択できます。
BITSTREAM.CONFIG. DCIUPDATEMODE AsRequired AsRequired、Continuous、Quiet デジタル制御インピーダンス (DCI) 回路で DCI IOSTANDARD のインピーダンス一致をアップデートする頻度を指定します。
BITSTREAM.CONFIG. DONEPIN 1 Pullup Pullup、Pullnone DONE ピンに内部プルアップを追加します。Pullnone に設定すると、プルアップは使用されません。このオプションは、外部プルアップ抵抗を DONE ピンに接続する場合にのみ使用してください。このオプションを使用しない場合、内部プルアップ抵抗が自動的に接続されます。
BITSTREAM.CONFIG. EXTMASTERCCLK_EN Disable Disable、Div-1、Div-2、Div-4、Div-8 すべてのマスター モードで外部クロックをコンフィギュレーション クロックとして使用できるようにします。外部クロックは、多目的 EMCCLK ピンに接続する必要があります。
BITSTREAM.CONFIG. INITPIN 1 Pullup Pullup、Pullnone INIT ピンにプルアップ抵抗を追加するか、未接続のままにするかを指定します。
BITSTREAM.CONFIG. INITSIGNALSERROR Enable Enable、Disable Enable の場合、コンフィギュレーション エラーが検出されると INIT_B ピンが 0 にアサートされます。
BITSTREAM.CONFIG. M0PIN 1 Pullup Pullup、Pulldown、Pullnone M0 ピンに内部プルアップまたはプルダウンを追加するか、どちらも追加しないかを指定します。M0 ピンにプルアップ抵抗およびプルダウン抵抗のどちらも追加しない場合は、Pullnone に設定します。
BITSTREAM.CONFIG. M1PIN 1 Pullup Pullup、Pulldown、Pullnone M1 ピンに内部プルアップまたはプルダウンを追加するか、どちらも追加しないかを指定します。M1 ピンにプルアップ抵抗およびプルダウン抵抗のどちらも追加しない場合は、Pullnone に設定します。
BITSTREAM.CONFIG. M2PIN 1 Pullup Pullup、Pulldown、Pullnone M2 ピンに内部プルアップまたはプルダウンを追加するか、どちらも追加しないかを指定します。M2 ピンにプルアップ抵抗およびプルダウン抵抗のどちらも追加しない場合は、Pullnone に設定します。
BITSTREAM.CONFIG. NEXT_CONFIG_ADDR None <文字列> マルチブート セットアップの次のコンフィギュレーションの開始アドレスを設定します。これは、WBSTAR レジスタに保存されます。
BITSTREAM.CONFIG. NEXT_CONFIG_REBOOT Enable Enable、Disable Disable に設定すると、.bit ファイルから IPROG コマンドが削除されます。マルチブート セットアップでのマルチブート イメージにジャンプするのではなく、パワーアップ時にゴールデン イメージが読み込まれるように設定できます。
BITSTREAM.CONFIG. PERSIST × No、Yes

コンフィギュレーション後に多目的コンフィギュレーション ピンへのコンフィギュレーション ロジック アクセスを保持します。主にコンフィギュレーション後のリードバック アクセス用に SelectMAP ポートを保持するために使用されますが、どのコンフィギュレーション モードででも使用できます。JTAG コンフィギュレーションでは、JTAG ポートは専用ポートなので、PERSIST は必要ありません。PERSIST と ICAP を同時に使用することはできません。

詳細は、ユーザー ガイドを参照してください。PERSIST は、SelectMAP コンフィギュレーション ピンを使用するリードバックおよび Dynamic Function eXchange に必要で、SelectMAP またはシリアル モードを使用している場合に使用する必要があります。

BITSTREAM.CONFIG. REVISIONSELECT 00 00、01、10、11 次のウォーム ブートのウォーム ブート開始アドレス (WBSTAR) レジスタの RS[1:0] 設定の内部値を指定します。
BITSTREAM.CONFIG. REVISIONSELECT_TRISTATE Disable Disable、Enable

ウォーム ブートのウォーム ブート開始アドレス (WBSTAR) のオプションを設定することにより、RS[1:0] トライステートをイネーブルにするかどうかを指定します。

0: RS トライステートをイネーブル

1: RS トライステートをディスエーブル

BITSTREAM.CONFIG. SELECTMAPABORT Enable Enable、Disable SelectMAP モードのアボート シーケンスをイネーブルまたはディスエーブルにします。Disable に設定すると、デバイス ピンのアボート シーケンスは無視されます。
BITSTREAM.CONFIG. SPI_32BIT_ADDR × No、Yes SPI 32 ビット アドレス形式をイネーブルにします。この形式は、256 Mb 以上のストレージを含む SPI デバイスで必要です。
BITSTREAM.CONFIG. SPI_BUSWIDTH NONE NONE、1、2、4 サードパーティ SPI フラッシュ デバイスからのマスター SPI コンフィギュレーションに対して、SPI バスをデュアル (x2) またはクワッド (x4) モードに設定します。
BITSTREAM.CONFIG. SPI_FALL_EDGE × No、Yes クロックの立ち下がりエッジを使用して SPI データを取り込むように FPGA を設定する。これによりタイミング マージンが改善され、コンフィギュレーションのクロック レートを向上できることがあります。
BITSTREAM.CONFIG. TCKPIN 1 Pullup Pullup、Pulldown、Pullnone TCK ピン、JTAG テスト クロックにプルアップまたはプルダウンを追加するか、どちらも追加しないかを指定します。Pullnone に設定すると、プルアップもプルダウンも使用されません。
BITSTREAM.CONFIG. TDIPIN 1 Pullup Pullup、Pulldown、Pullnone TDI ピン、JTAG 命令および JTAG レジスタへのシリアル データ入力すべてに、プルアップまたはプルダウンを追加するか、どちらも追加しないかを指定します。Pullnone に設定すると、プルアップもプルダウンも使用されません。
BITSTREAM.CONFIG. TDOPIN 1 Pullup Pullup、Pulldown、Pullnone TDO ピン、JTAG 命令およびデータ レジスタへのシリアル データ出力すべてに、プルアップまたはプルダウンを追加するか、どちらも追加しないかを指定します。Pullnone に設定すると、プルアップもプルダウンも使用されません。
BITSTREAM.CONFIG. TIMER_CFG None 8 桁の 16 進文字列 コンフィギュレーション モードでのウォッチドッグ タイマーをイネーブルにして値を設定します。このオプションは、TIMER_USR と同時に使用することはできません。
BITSTREAM.CONFIG. TIMER_USR 0x00000000 8 桁の 16 進文字列 コンフィギュレーション モードでのウォッチドッグ タイマーをイネーブルにして値を設定します。このオプションは、TIMER_CFG と同時に使用することはできません。
BITSTREAM.CONFIG. TMSPIN 1 Pullup Pullup、Pulldown、Pullnone TMS ピン、TAP コントローラーへのモード入力信号にプルアップまたはプルダウンを追加するか、どちらも追加しないかを指定します。TAP コントローラーは、JTAG の制御ロジックとして使用されます。Pullnone に設定すると、プルアップもプルダウンも使用されません。
BITSTREAM.CONFIG. UNUSEDPIN Pulldown Pulldown、Pullup、Pullnone 未使用の SelectIO™ ピン (IOB) にプルアップまたはプルダウンを追加するか、どちらも追加しないかを指定します。コンフィギュレーション専用ピンには適用されません。コンフィギュレーション専用ピンのリストは、アーキテクチャによって異なります。Pullnone に設定すると、プルアップもプルダウンも使用されません。
BITSTREAM.CONFIG. USERID 0xFFFFFFFF 8 桁の 16 進文字列 インプリメンテーションのリビジョンを特定します。ユーザー ID レジスタには、8 桁までの 16 進文字列を入力できます。
BITSTREAM.CONFIG. USR_ACCESS None None、8 桁の 16 進文字列、TIMESTAMP AXSS コンフィギュレーション レジスタに、8 桁の 16 進文字列またはタイムスタンプを書き込みます。タイムスタンプ値のフォーマットは、ddddd MMMM yyyyyy hhhhh mmmmmm ssssss (ddddd = 日、MMMM = 月、yyyyyy = 年 (2000 年は 00000)、hhhhh = 時、mmmmmm = 分、ssssss = 秒) です。このレジスタの内容は、FPGA ファブリックにより USR_ACCESS プリミティブを介して直接アクセスできます。
BITSTREAM.ENCRYPTION. ENCRYPT × No、Yes ビットストリームを暗号化します。
BITSTREAM.ENCRYPTION. ENCRYPTKEYSELECT bbram bbram、efuse

使用されている AES 暗号化キーの格納場所 (バックアップ バッテリ付き RAM (BBRAM) または eFUSE レジスタ) を示します。

このプロパティは ENCRYPT オプションを Yes に設定している場合のみ使用可能です。

BITSTREAM.ENCRYPTION. HKEY None 16 進文字列

ビットストリーム暗号化の HMAC 認証キーを設定します。7 シリーズ デバイスには、ハードウェアにオンチップのビットストリーム キー付き HMAC (Hash Message Authentication Code) アルゴリズムがインプリメントされており、AES 復号化のみの場合よりもセキュリティが強化されています。これらのデバイスに対するビットストリームの読み込み、変更、妨害、複製に AES キーと HMAC キーの両方が必要です。

このオプションを使用するには、ENCRYPT オプションを Yes に設定する必要があります。

BITSTREAM.ENCRYPTION. KEY0 None 16 進文字列 Key0 は、ビットストリーム暗号化の AES 認証キーをセットします。このオプションを使用するには、ENCRYPT オプションを Yes に設定する必要があります。
BITSTREAM.ENCRYPTION. KEYFILE None <文字列> 入力暗号化ファイル名 (ファイル拡張子 .nky) を指定します。このオプションを使用するには、ENCRYPT オプションを Yes に設定する必要があります。
BITSTREAM.ENCRYPTION. STARTCBC None 32 ビットの 16 進文字列 暗号文ブロック連鎖 (CBC) の開始値を設定します。
BITSTREAM.GENERAL. COMPRESS False True、False ビットストリームの複数フレーム書き込み機能を使用し、ビットストリーム ファイル (.bit) ファイルでなく、ビットストリーム自体のサイズも縮小します。Compress オプションを使用しても、ビットストリーム サイズが小さくなるとは限らない。
BITSTREAM.GENERAL. CRC Enable Enable、Disable

ビットストリームの巡回冗長検査 (CRC) 値の生成を制御します。Enable に設定すると、ビットストリームの内容に基づいて固有の CRC 値が算出されます。算出された CRC 値がビットストリームの CRC 値と一致しない場合は、デバイスはコンフィギュレーションされません。CRC がディスエーブルの場合、CRC 値の代わりに定数値がビットストリームに挿入され、デバイスで CRC 値は算出されません。

CRC デフォルト値は Enable ですが、BITSTREAM.ENCRYPTION.ENCRYPT の場合のみ Yes、CRC はディスエーブルです。

BITSTREAM.GENERAL. DEBUGBITSTREAM × No、Yes

デバッグ ビットストリームを生成します。デバッグ ビットストリームのサイズは、標準のビットストリームよりもかなり大きくなります。このオプションは、マスターおよびスレーブ シリアル コンフィギュレーションでのみ使用できます。バウンダリスキャンおよびスレーブ パラレル/SelectMAP では使用できません。デバッグ ビットストリームには、標準ビットストリームに加え、次の機能があります。

同期化ワードの後に LOUT レジスタに 32 個の 0 を書き込みます。

各フレームを個別に読み込みます。

各フレーム後に巡回冗長検査 (CRC) を実行します。

各フレーム後にフレーム アドレスを LOUT レジスタに書き込みます。

BITSTREAM.GENERAL. DISABLE_JTAG × No、Yes コンフィギュレーション後に JTAG を介したバウンダリスキャン (BSCAN) ブロックへのアクセスをディスエーブルにします。
BITSTREAM.GENERAL. JTAG_XADC Enable Enable、Disable、StatusOnly XADC への JTAG 接続をイネーブルまたはディスエーブルにします。
BITSTREAM.GENERAL. PERFRAMECRC × No、Yes ビットストリームに一定間隔で CRC 値を挿入します。これらの値は入力されるビットストリームのインテグリティを検証して、コンフィギュレーション データがデバイスにロードされる前にエラー (INIT_B ピンおよび ICAP の PRERROR ポートに表示) を通知します。これはパーシャル ビットストリームに適していますが、Yes に設定すると、CRC 値がデバイス ストリーム全体を含め、すべてのビットストリームに挿入されます。
BITSTREAM.GENERAL. XADCENHANCEDLINEARITY 無効 Off、On INL が実際のアナログ パフォーマンスよりも悪くなるビルトイン デジタル キャリブレーション機能をディスエーブルにします。
BITSTREAM.READBACK. ACTIVERECONFIG × No、Yes コンフィギュレーション中に GHIGH および GSR がアサートされないようにします。これは、アクティブ Dynamic Function eXchange 拡張機能に必要です。
BITSTREAM.READBACK. ICAP_SELECT Auto Auto、Top、Bottom 上または下の ICAP ポートを選択します。
BITSTREAM.READBACK. READBACK False True、False 必要なリードバック ファイルを作成してリードバック機能を実行します。
BITSTREAM.READBACK. SECURITY None None、Level1、Level2

リードバックおよびリコンフィギュレーションをディスエーブルにするかどうかを指定します。

Level1 に設定するとリードバックがディスエーブルになります。Level2 に設定するとリードバックとリコンフィギュレーションがディスエーブルになります。

BITSTREAM.READBACK. XADCPARTIALRECONFIG Disable Disable、Enable Disable に設定すると、Dynamic Function eXchange 中も XADC が継続して機能します。Enable に設定すると、Dynamic Function eXchange 中は XADC はセーフ モードで機能します。
BITSTREAM.STARTUP. DONEPIPE Yes、No CFG_DONE (DONE) ピンが High になり、最初のクロック エッジを待って、Done ステートに移動します。
BITSTREAM.STARTUP. DONE_CYCLE 4 4、1、2、3、5、6、Keep FPGA Done 信号をアクティブにするスタートアップ フェーズを選択します。DonePipe=Yes の場合、Done は遅延されます。
BITSTREAM.STARTUP. GTS_CYCLE 5 5、1、2、3、4、6、Done、Keep I/O バッファーへの内部トライステート制御を解放するスタートアップ フェーズを選択します。
BITSTREAM.STARTUP. GWE_CYCLE 6 6、1、2、3、4、5、Done、Keep フリップフロップ、LUT RAM、およびシフト レジスタへの内部イネーブルをアサートするスタートアップ フェーズを選択します。BRAM もイネーブルにします。このスタートアップ フェーズの前は、ブロック RAM の書き込みおよび読み出しの両方がディスエーブルです。
BITSTREAM.STARTUP. LCK_CYCLE NoWait NoWait、0、1、2、3、4、5、6 DLL/DCM/PLL ロックまで待機するため、スタートアップ段階を選択します。NoWait に設定すると、スタートアップ シーケンスは DLL/DCM/PLL がロックされるまで待機しません。
BITSTREAM.STARTUP. MATCH_CYCLE Auto Auto、NoWait、0、1、2、3、4、5、6

デジタル制御インピーダンス (DCI) 一致信号がアサートされるまで待機するスタートアップ サイクルを指定します。DCI マッチは MATCH_CYCLE では開始しません。スタートアップ シーケンスは DCI が一致するまでこのサイクルで待機します。DCI が一致するのにかかる時間にはさまざま要素が影響するので、スタートアップ シーケンスが完了するのに必要な CCLK サイクル数は、同じシステムでも異なる場合があります。DONE が High になるまでコンフィギュレーション ソリューションで CCLK を駆動するのが理想的です。

Auto に設定すると、write_bitstream によりデザインで DCI I/O 規格が検索されます。DCI 規格が存在する場合、write_bitstream で BITSTREAM.STARTUP.MATCH_CYCLE=2 が使用されます。存在しない場合は、write_bitstream で BITSTREAM.STARTUP.MATCH_CYCLE=NoWait が使用されます。

BITSTREAM.STARTUP. STARTUPCLK Cclk Cclk、UserClk、JtagClk

デバイスのコンフィギュレーション後の StartupClk シーケンスは、Cclk、ユーザー クロック、または JTAG クロックに同期させることができます。デフォルトは Cclk です。

Cclk: FPGA デバイスで供給される内部クロックに同期します。

UserClk: STARTUP シンボルの CLK ピンに接続されているユーザー定義信号に同期します。

JtagClk: JTAG で供給されるクロックに同期します。このクロックにより、JTAG に制御ロジックを提供する TAP コントローラーの順序が決まります。

Spartan 7 の 7s6/7s15 デバイスでは、STARTUPE2.CLK (UserClk) ユーザー スタートアップ クロック ピンがサポートされません。

  1. AMD では、専用コンフィギュレーション ピンには、ビットストリーム設定のデフォルトを使用することをお勧めしています。