[Basic Trigger Setup] ウィンドウの左側のツールバー ボタンの論理ゲートのアイコンをクリックすると、トリガー条件を設定できます。set_property Tcl コマンドを使用しても、ILA コアのトリガー条件を変更できます。
set_property CONTROL.TRIGGER_CONDITION AND [get_hw_ilas hw_ila_1]
次の表に、これら 4 つの値の意味を示します。
図 1. BASIC トリガー条件の設定
GUI のトリガー条件設定 | CONTROL.TRIGGER_CONDITION プロパティ値 | トリガー条件出力 |
---|---|---|
Global AND | AND | すべてのプローブ コンパレータが真の場合にトリガー条件が真となり、それ以外の場合は偽となります。 |
Global OR | OR | 少なくとも 1 つのプローブ コンパレータが真の場合にトリガー条件が真となり、それ以外の場合は偽となります。 |
Global NAND | NAND | 少なくとも 1 つのプローブ コンパレータが偽の場合にトリガー条件が真となり、それ以外の場合は偽となります。 |
Global NOR | NOR | すべてのプローブ コンパレータが偽の場合にトリガー条件が真となり、それ以外の場合は偽となります。 |
重要: ILA コアに 2 つ以上のデバッグ プローブが含まれ、それらが ILA コアの物理的なプローブ ポート 1 つを共有するために連結されている場合、サポートされるトリガー条件は Global AND (AND) および Global NAND (NAND) のみになります。Global OR (OR) および Global NOR (NOR) 関数は、プローブ ポート コンパレータ ロジックの制限のため、サポートされません。Global OR (OR) および Global NOR (NOR) トリガー条件設定を使用するには、各ネットまたはバス ネットを ILA コアの個別のプローブ ポートに割り当てるようにしてください。